>>101
ロシア正教ですね。
ソ連は無宗教(ほんとうは悪魔崇拝)ですので、建前は宗教禁止です。
でもロシア正教を弾圧してしまうと、恐らく全ロシアにおいて、共産党政権に対する敵意が燃え広がり、ゲリラやパルチザンなどの反政府活動がものすごい勢いで頻繁していたことでしょう。
というより、ソビエト政府そのものが成立しなかったことでしょう。
だから、ソ連はそこらへんはなあなあのところですませた。
逆にいえば、それほど、宗教というものは力を持っているということでもあります。

名前は忘れてしまいましたが、ロシア正教では、日露戦争時にたしか函館のハリストス正教会で、ご立派なロシア人の司祭の方がおられました。
みずからの故国ロシアと日本とが戦争に至っているにもかかわらず、
この司祭は赴任先の函館で、日本のことを常に第一義に考え、敵国人ということで日本国内に滞在することが危険になった身でありながら、日本正教会の信者たちに日本の勝利を信じるよう励まし、全力で祈ったうえで、日本をあとにされました。

ですから、やはり、
カトリック以外の伝統派キリスト教諸宗派がニコライ派、

というのはやはり私には受け入れられません。

ファティマの預言では、聖母マリア様は
ルシア・ドス・サントスたちに、
ロザリオの祈りを欠かさず行うよう強く説かれていますが、
そのロザリオというのは元々、東方正教会から西方教会(カトリック)に持ち込まれたものですしね。
イコンにしてもそうです。