アナログ作業の積み上げは、一つのプロセスが故障すれば破綻をきたします。一方で、デジタル作業(同時に複数作業を並行処理できる)は、故障時には代替機能が働きます。

実は人間の脳内でも、この処理工程が存在しています。

誰しも、呼吸をしながら心臓を動かし、寒ければ鳥肌が立ち、暑ければ汗をかきます。
また物音がすれば、その方向を目が捕捉し、そこに存在するであろう対象物に焦点を合わせ、対象が動体であれば、動きに応じて体の重心を移動させ、追尾して行くのです。
これらの作業は、何らの意識もなく、一瞬にして完結します。

この無意識のデジタル作業こそが、潜在意識のメカニズムです。

近年に到り、これらのデジタル作業が、大脳皮質部分ではなく、脳幹、小脳、またその周辺部分により、司られている事が量子力学的測量法で証明されつつあります。

しかし、これらのファンクションを総合的にモデル化した物は、未だ知られざる神秘のままです。
これは、ネアンデルタール人に対して為した誤解と同様に、まず言語ありきと言う人間の思い上がりにより生まれています。

もしあなたが初恋の人を思い浮かべようとしたら、身長165センチで、髪の色は、こげ茶に近い黒、口元右0.7センチ上方に半径0.5ミリのほくろがあり・・・
とは考えずに、対象の顔、またはシルエット、気配、匂いなどのビジュアル、音声、臭覚データが浮かんでくるはずです。

つまり潜在意識部分に収納されたデータは、脳内で言語データ(テキスト・データ)として伝達されていないのです。過去にみなさんがご存じの人工知能は、翻訳機やチェスゲームの延長線上にある物が殆んどでテキストデータにより構成されてきました。

これを、人間の視覚を構成する基となる、可視光線という量子エネルギーにより構成する処から...ボブとアリスの鍵を解いていきます。

これは意識と記憶を結びつけて長期記憶することが可能になります。

要するにテストを受けても100点満点になるので、暗記は必然的に必要なくなります。

自分がしたいことを伸ばしていけるので、もしUFO問題がなくなれば必然的に教育、社会は大きく変わるでしょう。