主人公の能力覚醒の原因とはそこであり、“彼がもっともその適正”に近いからであった。
他でもなく、“男性性としての完全な開放性”を女性に移植する事が
目的であり、“大魔女”を打ち砕くには、琉球の銀河龍≠フ力が必要であるが
到底、天皇が自ら攻撃しにいくわけにはいかない。

よって、“神のエラードライヴ[-別称『神の御乱心=x-]”が引き起こり
本来、その出自でないものに対し、銀河龍が張り付くが

それがまさに主人公に到達した。
主人公の見る未来、夢とは、かの偉大な預言者たちや軍事指導者ら、宗教家と同様のものである。
もっぱらそれは、男性の夢であるがゆえに、彼の召喚の最大の理由の1つである。


よって、主人公は銀河龍を内在させ、Lilithへの到達を目指す

◇ ところで、龍女≠ナあるのが、主人公側の魔女≠フ正体

主人公を補助する原因とは、彼が銀河龍という、龍宮界の頂上にあらせられるものの保護を受けたためであり


◇ 実際は、lilithも織り込み済みの、主人公≠完全な超越した存在へと昇華するための計画

10人の少女、とかく10体目がlilithであるが、その10を超えた1として、
創造主、あるいは、創造主を0に還す、神を超えるという、壮大な終着を目的としている。

そして、何を隠そう、lilithの正体は、主人公の未来の姿である。
主人公が、銀河龍ではなく、最初の女性にして、最初の人であり、創造主の規定を超えた存在-0によって
創られたそれを選び、地上の支配者となったルートが彼女である。
彼女も主人公も、いずれも人類を消し去る結末に至らしめる。前者は創造主を破壊、後者は創造主の昇華である