引っ越ししたばかりの頃、地域の町会長さんがゴミ出しのルールを説明しに来てくれました。
 そのときはまだ散らかっている状態で、足の踏み場もないほど。
「これじゃあ、寝るのも難しいね。手伝おうか?」
 田舎では鍵もかけず、近所の人は平気で家に上がる習慣があったので、私は笑顔で「上がってください。お願いしま〜す」と言って迎え入れました。
 さすが男性だけあって、重い箱をどんどん種類別に積み上げてくれたんです。ところが、神様の意地悪としか思えない信じられないハプニングが…。
 彼が重い段ボール箱を持ち上げた瞬間、底が抜けて中から大人のオモチャ数十個がバラバラと床に転がり落ちたのです。
 そのうちの1本がウイーンと音を立てながらクネクネと動いて…。私は「どうしよう…、恥ずかしい」と真っ赤になった顔を手で隠します。
「地元に残すと親に見られるから、こっちで捨てようと思って…」
「もったいないな。まだ動くし、使えるでしょう?」
 言い訳をしても気まずい沈黙が続きました。すると「オモチャもいいけど、本物もいいよ」と、彼は急に肩を抱き寄せてきたの。
 町会長さんは50代くらいだけど、私はオジサマ好きだからつい身を委ね、無抵抗の状態。彼はパンツを大きくズラして性器をしばらく見た後、クリトリスに当てた舌をジラしながら小刻みに震わせます。
 今までは強い振動が当たり前だったのに、繊細な愛撫がこんなに気持ちいいなんて初めて知りました。バイブより数倍も濡れ、「あっ、ダメ。イキそう」と言いながら体がピクンと起き上がります。
 でも、彼は冷静にパンツを下げ、ここから一気に正常位で結ばれました。
「ああっ、温かい! これが生身の男性なの?」
「君みたいな美女がオモチャで自分を慰めていたなんて不憫すぎる。さぁ、思いっきりイキなさい」
「ダメ、本気でイッちゃう。私、変になるからぁ」
 彼は勝ち誇った顔でゆっくり腰を動かします。あまりに相性がいいのか、我を忘れ、畳を猫の爪研ぎみたいに引っ掻きながら昇天しまくりました。まだ名前も知らない人とこんな関係になるなんて、自分の淫乱さが嫌になります。