畜産業をしているAさんは、旦那さんと奥さんの事情を知って会わせたようです。
旦那さんは当初は怖いと思ったようです。しかし、奥さんの顔を見て、この人が運命の人だと感じたようです。
Aさんはこれは何か(お金儲け)に使えると考え
二人を利用し始めたみたいです。
ただ、二人もメリットがあり、別に嫌がってはないようでした。人助けもでき、お金も頂けるなら有難いと協力するようになったとの事でした。

魑魅魍魎と巣と化した場所ですが、
そこは捨てられたお寺らしいですね。
今、こう言う場所が多くあって大変な事になっている場所も多いみたいでした。

旦那さんは一部始終を見るのでつらいと言ってました。
妖怪と言ってはいますが、ぬりかべや鬼太郎のような世界のものではなく、人の形をしていない何かを、旦那さんは妖怪と言っているようでした。
奥さんがその場所に行くと、パチパチと音が鳴るようです。
そして、夜を迎えると、奥さんの妖怪が現れ、周囲の妖怪も集まってくるようでした。そこで一つに混ざり合うみたいです。その光景は、まるで地獄だと言っていました。
うなり声、金切り声、叫び声、奇声が混ざり合いながら怨念をぶつけながら一つになるみたいです。
そこで、一度は消え、まだ戻ってくるようです。
奥さんの妖怪は霊も消滅させると言っていました。

旦那さんは奥さんが解放されるのを見るのが一番の幸せだと言っていました。
そして、奥さんに憑いているものを見るのが一番の不幸だと言っていました。
戻ってくる度に、大きな手と長い指にゾッとするのだと