先日終わったばかりの大相撲夏場所十三日目
優勝した朝乃山と関脇・栃ノ心の一番
栃ノ心は夏場所の前の春場所は大関だったのだけど、ニ場所連続で負け越してしまって規定によって大関から落ちてしまい関脇になってしまった力士
これも規定なのだが、大関から関脇に落ちてしまった力士は一場所だけ猶予を与えられ、この一場所で10勝を上げれば大関に復帰できる

栃ノ心はここまで9勝、あと1勝で大関復帰なのだが、ここまで2連敗していて後が無かった
一方の朝乃山はいわゆるヒラ的な地位の平幕
ここまで10勝していて、相手の栃ノ心と優勝争いをしていた

栃ノ心にとっては大関復帰も優勝も掛かる一番
結果は、朝乃山に土俵際まで追い詰められながらも掬い投げを決めて逆転勝ち 軍配も栃ノ心に上がる

…かと思ったら、ここで物言い(要するに審判による異議申し立て)
栃ノ心の足が朝乃山よりも先に土俵から出ていたとされて負けになってしまった
だけどその時NHKのビデオでも、後からTwitterに上げられていた拡大写真でも足が出ていたかどうか微妙
審判にも判断がつかず、結局は審判長が異議を唱えた審判に責任を被せるかのように足が出ていたことになってしまった

この直後から相撲関連のTwitterは大荒れ
5chの相撲板も大荒れ
一度勝ちと言われたのに負けにされた栃ノ心は支度部屋で大泣き
勝った朝乃山にしても、このことを気にして翌日に栃ノ心に謝る始末
朝乃山の優勝はこの時の勝ちも含まれているため、優勝自体にもケチが付いてしまって、結局は誰も得しない結果で終わってしまった