『ハービーストリートキッズ』っていう海外の子供向けコメディアニメから
AIBOとかファービーみたいな玩具のペットが売り出されてブームになる
主人公の周りの子供達の殆どが玩具ペットを買って育てていた
主人公も玩具ペットが欲しかったけど、人気商品なので品薄になって手に入らない
そこで心優しい力持ちである親友が主人公にも玩具ペットをシェアしてくれる
がさつな性格の主人公は親友から借りた玩具ペットをぞんざいに扱って破壊して死なせてしまう
そんな状況で主人公は玩具ペットで遊ぶ子供達の集いに誘われてしまう
焦った主人公は、死んだ玩具ペットの見た目だけは何とか取り繕い、腹話術の要領で動かしてまるで生きているかのように偽装し続けた
それでも主人公は最終的に罪悪感に堪えられなくなって、親友の玩具ペットを死なせてしまっていたことを皆の前で正直に白状する
すると他の子供達も、実は僕も…私も…と一斉に白状し始め、殆どの子が主人公と同じように玩具ペットを死なせいたのを誤魔化していたと判明する
それなら結果オーライ、これからは玩具ペットの世話に振り回されたりせずに普通に遊ぼうぜ。ってことで丸く治まる
しかし一人だけまだ玩具ペットを死なせていない子供がいて、その子は「皆が玩具ペットに飽きたなら、私も玩具ペットなんて壊しちゃお!」と言って玩具ペットに目を向ける
玩具ペットが恐れおののいてイヤイヤをするかのようにその子から必死に距離を取ろうとして終わり

簡単に壊されて死なされた玩具ペット達もさることながら、まるで自我が有るかの様な最後の玩具ペットの姿が妙に可哀想に思えた