前のスレには貼ってあったんだが、参考までにフィオナ・ブルームからのメッセージ↓

世間ではこの奇妙なマンデラ効果という現象がどう解釈されているのか調べてみると、
ネット上の私の発言を曲解したような解釈が見受けられます。
比喩や誇張や皮肉の類が文章で伝わりにくいということは今さら言うまでもありません。
マンデラ効果の解釈の中にも空想的な「もしも」論は度々出てくるでしょう。
私にとってマンデラ効果の研究は他の超常現象研究と何ら変わるものではなく、
そこには確実に何らかのおかしなことが起こっていると考えられるからです。

個人的にはマンデラ効果を並行現実によるものとする解釈は好ましいと思いますし、
「オッカムの剃刀」の原則にも合致するものだと思います。
しかしながら私はそれが絶対であると主張するわけではありません。
単に現象を空想的に楽しむための一つの解釈として多世界解釈を持ち出しただけです。
仮にそんな真面目な議論をしなければならないとすれば、
私は多世界解釈をあらゆる解釈の中でも比較的可能性の低いものとして挙げるでしょう。

2009年〜2010年頃の初期には、マンデラ効果の議論は今とは違う慎ましいものでした。
それはごく少数の恐らく十数人程度のコメント投稿者との意見交換に過ぎませんでした。
皆んな真面目な議論と空想的な「もしも」論はしっかり弁えられる人達でした。

2011年頃には、もっと多くの人達が議論に参加するようになりました。
中にはマンデラ効果の話題をもっと真剣に捉える人もいました。
しかし、多くの事例を分類したり解釈を模索する中でも
ネタをネタとして楽しむ気風は残っていて、一つの解釈に固執する人はわずかでした。
議論は真剣でしたがどこか気楽な雰囲気もあり、
自分たちの理論が所詮不合理なものであることも十分承知していました。

そして世間に「Berenstein問題」が蔓延した2015年には、
もはや私の気まぐれな「本音」は人々に正しく伝わらないようになっていたと思います。
それゆえ、私がマンデラ効果に関してパラレルワールド説を殊更に主張していると
みなす人も現れたのだと思います。
http://fionabroome.com/misinterpreting-the-mandela-effect