>>605の続き

イエスは、黙示録で、私は「明けの明星」であるといっている。
つまり、ラテン語で解釈すれば、「私はルシファー」とも言えるわけだ。

で、イザヤ書のサタンを描写した箇所でも、訳としてサタンを「ルシファー」と表現した。

どっちが正しいのか、いや実はどっちも正しいとも言えるのだ。
だけれども、それで、短絡的にイエスは悪魔にはならない。

ルシファーは今や、固有名詞のように悪魔の代名詞になっているが、
元は、単なる普通名詞であり、ヘブライ語の「ヘーレル」(輝くもの)の訳として、
単にルシファー(光をもたらす者)を当てただけの話。

そして、悪魔サタンは元、ケルブ、大天使として、神に次ぐような存在だったらしいので、
サタンに対しても、別にルシファー(光をもたらすもの)と呼んでもおかしくはないのだ。
元はそのようなレベルの存在だったのだから。

おそらくそういう意味も込めて、サタンをルシファー(光をもたらすもの)と呼んだのではないのかなと?
でも今は、堕落、追放されたので、正確には「ルシファー」と呼ぶような存在ではない。
あえて言うなら、やはり、サタン、悪魔と呼ぶのが正解ではないだろうか。(元ルシファー的存在だったのだが)

ただし、今現在は、その訳のせいで、ルシファー(ラテン語⇒光をもたらす者≒明けの明星)という言葉が
一人歩き?をして、悪魔サタンをルシファーと呼ぶ慣習になっているということではないのかなと。
「彼は悪魔サタンである、元はルシファー的存在だ!」ということかなw