ニトリ社長の経済予測が当たり過ぎと話題だが、ここまでズバリと当たるのは、1)彼はよい占い師か何かついてる?2)エリートから裏情報をひそかに入手?

ニトリ会長が2018年の日本経済を大予測!「今年はズバリ…」 経済予測を的中させる「財界の千里眼」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54073

応接室に姿をあらわした似鳥会長はさっそく、「いまの相場はそれほど長く続かないと思うんですよ」と語り出した。
「確かにいま株価は高くなっていますが、私は日本の株価、為替を予測するには、アメリカの動向を読むことが最も大切だと思っています。
そのアメリカは景気拡大局面が100ヵ月以上続いていますが、戦後、これほど長く景気拡大局面が続いたのは
過去にほとんどなく、本来であればもう下降局面に入っていてもおかしくない。
それが'17年1月にトランプ政権が誕生して、『アメリカファースト』との掛け声が国民の期待感を引き上げたことで、景気が持ち直した」

――その期待感が'18年中には息切れする、と。

「その通りです。おそらく、アメリカは'18年中に下降局面に入るでしょう。トランプが掲げた政策はうまくいかない。
いまは法人税減税に沸いていますが、じつは別のところでは増税しているのだから、冷静に見ると経済効果はあまりない。
そうした政策への期待感がなくなるのが'18年中だと思います。当然、アメリカ経済が失速すれば、日本の株価、為替市場には影響が出てきます。
私の見立てでは、その失速がはっきりしてくるのは'18年の第3四半期(10〜12月期)くらい。
そこから第4四半期('19年1〜3月期)にかけて、状況はだんだん悪くなっていく。
その動きに連動して、まず為替市場が円高に振れていく。
'18年は1ドル=100円近くまでいく場面もあるかもしれませんが、年末に1ドル=105〜108円前後と
いうのが無難な予測ではないでしょうか。円高によって株価も低迷し、日経平均株価は2万円をきるのではないか」

為替は1ドル=110円を割り、株価も2万円を下回る――。これが似鳥会長の頭の中にある「2018年のニッポンの姿」なのである。