今はもう亡くなった伯父が16歳だった頃の話。
8人兄弟の下から二番目の父にとって、一番上の伯父は父のような存在だったらしい。
その伯父は、戦艦大和の乗組員として戦地に赴くところだったらしい。
が、出航前日に右手を怪我してしまい、泣泣く別の同僚と交代
その数日後に大和は撃沈されたらしいです。
細かい日数とかは聞いていませんが、天寿を全うする直前までその話をしていたことが
思い出されます。
本当なのか、はたまた盛った話なのかは今では分かりませんが、もしも本当だったら
そういう不思議な力で命を長らえた人がいて、その人が生きていたからこそ
今存在し、子孫を残していることが運命としか思えないのです。