「スサナルの大神様この世の大神様ぞと申してあらうがな。
間違ひの神々様、この世の罪けがれを、この神様にきせて、無理やりに北に押込めなされたのざぞ。
それでこの地の上を極悪神がわれの好き候(そうろう)に持ちあらしたのざ。
それで人皇の世と曇りけがして、つくりかへ、仏の世となりて、さらにまぜこぜにしてしまふて、
わからんことになりて、キリストの世にいたして、さらにさらにわからぬことにいたしてしもふて、
悪の仕組通りにいたしてゐるのぢゃぞ、わかりたか。」

そういうキリスト教や仏教や儒教が入る前の神道に戻そうとしたのが、国学者らによる復古神道。
大本教や日月神示もこの復古神道の流れによるもの。