あゝ解放の旗高く 水平線にひるがえり
光と使命を担い立つ三百万の兄弟は
今や奴隷の鉄鎖断ち自由のために戦はん
我らはかつて炎天下地に足灼きしはだしの子
残虐の鞭触るるとき 鮮血かざる荊棘の
断頭台下露しげく 鬼哭啾々地は暗し
鬼神もおののく迫害や天地もふるう圧制
に魂砕き胸やぶり恨みをこめて永え墳墓に晒す屍の 上に築きし奴隷国
櫛風霖雨千余年 九天廻る太陽も
蒼 穹 冴ゆる月さえも我らのために照らざりき 狂宴乱舞に散る花も我らのために咲かざりき
あゝ虐げに苦しめる三百万の兄弟よ
踏みにじられしわが正義 奪い返すは今なるぞ 涙は憂のためならず決然立って武装せよ
一致団結死を契い堂々正義のみちゆかん 断々乎として破砕せよ我らを阻むものあらば一刀両断あらんのみ
あゝ友愛の熱き血を 結ぶ我らが団結の
力はやがて憂いなき飾る未来の建設に
全人類の祝福飾る未来の建設に
を殉義の星と輝かん