【実体験】 怖い話 【限定】
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身の回りで実際に起きた怖い体験や怪奇体験をお聞かせください。
長編の連続投稿やリアルタイムの実況・相談も、このスレでは歓迎します。
※創作や伝聞など実体験でない話題は>>2の各スレのご利用をご検討ください いや、面白いぞ
幽体離脱なんて早々体験できるもんじゃないだろ 現実に何かリンクしてないと単なる夢、金縛り時の幻覚ですねで終わり
何も面白くない 悪いけど3行以内に収めてね。
長文は大概つまらないし、時間を無駄にしたくないじゃん? >>270
幽霊はともかく、体質的に合わない家や土地ってあるよね
メンタル病みかけてるときに「口角下げちゃダメだ」と思って無理矢理笑ったら
口の端がピクピクつり上がるようになった
270もストレス(霊によってかもしれないし、そうでないかもしれない)たまってたんじゃないの 30年程前、大阪に薄っすらと雪が積もった早朝、
まだ陽が出ていない時間に玄関の呼び鈴が鳴った。
恐る恐る母親が出てみると、誰も居ない。
雪の上の足跡もない事に気づいたが、騒ぐのを
抑え台所に戻って来た母親は血の気が無かった。
1時間後に電話があり、伯父が事故で亡くなった
事を知った。伯父の死を知った母親が『やっぱり』
と呟いたその時の顔が今だに忘れられない。 私は常に何かに依存しないと生きていけない女です。思春期は恋愛、社会人になってからは仕事、そして今はセックス依存症になりつつあります。
普通の女の子なら旅行したり、ディズニーランドに行きたがったりするでしょ? だけど私は「どこにも行きたくない。部屋で1日中繋がっていましょう」と提案するくらい、今はエッチが大好きなんです。
テクニックがどうのこうのじゃなく、彼の人柄に惚れ、「どんなに恥ずかしい姿を見せてもいい」って覚悟したから、よけい感じるようになったのかもしれません。
そんなある日、彼から「今晩はセックスオリンピックだ。肉体の限界に挑戦するぞ」って言われました。
なんとこの日のために、ネットでオ○ンチンに塗る麻酔薬を手に入れていました。それを塗ると、感覚が麻痺するので早漏ぎみの欠点を克服でき、長い時間できるわけです。
どんなエッチをしてくれるかと期待していると、まずはディープなキスで膣口をしっとり濡らした後、クチュッと音を立て、正常位で優しく入ってきました。
私の高まりとともに少しずつ腰の動きが速くなり、「ああっ、イク〜ッ」と悶えながら、快楽の頂点を迎えます。
普段なら、彼も少し遅れて射精するんですが、「まだまだ、今晩は眠らせないからな」と次はバックへ体位換えします。
すごく深く刺さり、一番奥を突かれたとき、「うぉ〜っ」と牛みたいな恥ずかしい声を出しながら半分意識を失いました。
「もう、許して、休ませて」
「ダメ、おまえの限界が見たいんだ」
意識がもうろうとして目の焦点も合わないまま、上に乗せられ、今度はいつもより数段硬いペニスが下から突き上げてきます。
「あ〜っ、何か出るぅ」
信じられないことに、シャワーのように潮吹きしながら、彼のお腹をビショビショにして…。
汗、涙、鼻水、オシッコ、潮、おなら、愛液、ヨダレなど、恥ずかしいけどウンチ以外のすべてを漏らしていたんです。
数えただけで25回イッたら、やっと麻酔が切れて彼は射精できました。
彼ばかりに我慢させてかわいそうだったけど、気持ちいいから毎週やってもらいたいです。 私が体験した不思議な体験をします。
私がある試験に挑戦していたときの話です。それまでに私は数度試験に失敗し、追い詰められていました。働きながら数時間もの勉強をする毎日は、根性のない私には大変辛かったものです。その頃私は自分に自信を失いかけていました。
ある日のことです。
その日私はいつも通り仕事の後に勉強をして、布団に入りました。
すると、眠りについたところで金縛りのような状態になりました。
そして金縛りにあった状態で、夢を見ていました。
夢の中では、居間のテーブルに父と母が並んで座っており、私はそれに向かいあうようにして座っていました。
するとゆっくり母のほうがクローズアップされていき、そこには私と母しかいなくなってしまいました。そして母が男のような声でしゃべりはじめました。
「己の弱さに負けることはゆるさんぞ」と。
それを聞きながら、最初のうち私は、なぜ母が男の声でしゃべっているのかというようなことばかりを考えていました。また、母が言う言葉の意味もわかりませんでした。
その間に、場所は実家の居間からいつのまにか宇宙に飛び出していました。そこは暗く青い中に美しい何万もの星や銀河がまたたいており、地球も見えました。私はそんな中をゆっくりと漂っていました。
母の姿も消え、そこには私しかいませんでしたが、怖いといった感情はなく、ただただ圧倒されていました。
なぜなら、その間にも男性の声はずっと響き渡っていたからです。声はずっと同じように「己の弱さに負けることはゆるさんぞ」と繰り返していました。
そしてその声は少しずつ大きく、強くなってきました。しかられているような、背中を押されているような、そんな感じがして私はなんともいえない感情で胸がいっぱいになり、夢の中で号泣してしまいました。
厳しい声でしたが、その声がとてもありがたく、また自分が情けなくて泣いていたような気がします。
〔続きます〕 〔続きです〕
そして急に目が覚めました。
半覚醒の状況になった瞬間、頭のてっぺんから何かが入り、自分の体の中を一瞬で通って足の先から飛び出していったのを感じました。
そしてその後には、足の裏が痛いほどとてつもなく熱くなっていました。
目が覚める時には、体にものすごい力が入っていて、全身がものすごい汗をかいていました。
私は金縛りになったことは何度かありましたが、このようなことは初めてだったため、すごく混乱していました。
ただ、自分に起こったことを理解することはできませんでしたが、それが意味することだけはわかりました。
私は自分の夢のために勉強を続けていましたが、結果を出せない自分のことを信じることができなくなってしまっていました。
きっとあの声は、そんな自分の弱さに負けるのは駄目だと、私を鼓舞してくれていたのだと思いました。
そして私は布団の上で、改めてその言葉をかみしめて泣いてしまいました。
ちょうどその週末に実家に戻る予定があったため、その際に母にその話しをしたときに、驚きの話を聞きました。
きっとそれは、母を導いてくれている存在によるものだと言うのです。
こういうことを書くと、変に思われるかもしれませんが、母は昔から不思議な力があり、いろんな意味で見えないものが見えたりということがあったようでした。(深い話は聞いたことがありません)
そして母には正しい道を示す存在があるようで、それは別に特別なことをするわけではなく、ただ必要な時に道を示してくれるようでした。
そして、私が経験したあの不思議な夢は、その存在によるものだというのです。
なぜなら、そういった存在が語りかけてくるときは、だいたい頭から入り足から抜けていき、その後に足の裏がとても熱くなるというのです。そしてもう一つは、母のその存在は、男の声で語りかけるというのです。(そういった存在に性別があるかわかりませんが)
母は私がその話しをした際に、特別驚いた様子もなくそのような話をしてくれました。
私はそのような存在から接触されたのが初めてだったため、その説明を聞いて大変驚きました。
その後は特に何もありませんが、自分の中で何かが少し変わったような気がします。そしてその年、なんとか試験も合格することができました。
おちもありませんが、私の体験した不思議な話です。 >>275
今も警察官だけど交番勤務じゃないってことじゃないかな 俺は仕事でトランシーバーを使って同じ部署仲間と連絡を取り合っているんだが、ある日、ノイズが入った知らない人の声が聞こえたんだよ。
でもノイズが酷くて何言ってるのか分かんないの。
俺は直接仕事仲間に「今誰か何か言いました?」って聞きに回るんだけど、みんな何も言ってないしそんな声聞いてないって…。
誰か喋ったら同じ周波数のトランシーバーを使ってる仲間にも聞こえるはずだし、個人に声を送るなんて基本出来ないはず。でも何故か俺のトランシーバーにだけ知らない人の声が聞こえたんだよね…。
しかも一回だけじゃなく、2日に一回のペースで。
それが何回か続いたある日ついに声の内容を少し聞き取る事が出来た。
「〇〇君…ザザッ...お願い…ザザッ…」
一気に血の気が引いたよ…。聞き間違いの可能性もあるけど〇〇君って俺の名前なんだよ…。もう聞き取る事は出来ないけど、今もたまに声が聞こえる。 >>284
一誰かと一緒に聞いてもらうわけにはいかんのかね
もしくは録音してみるとか 男日照りが続いていたので、イケメンをゲットしようと真夏の海に繰り出したのですが、私好みのイケメンはなかなかガードが堅くて、素っ気なくあしらわれちゃうんです。
そこで私は、禁じ手を使うことに。沖に向かって泳いでいくイケメンを追いかけて、すぐ近くで溺れたふりをしたんです。
「助けて〜!」
そう叫ぶと、イケメンは正義感が強いから私を助けようと背後から腕をまわして抱きしめてくれました。
「大丈夫か?」
そう問いかけた直後、彼は「おっ」と声をもらしました。私は事前にビキニのブラを外しておいたんです。当然、彼の腕はオッパイに直接触れることに。
「足が攣っちゃって…。それにブラも流されちゃったんです。この格好を人に見られるのは恥ずかしいわ」
「分かった。人がいない所まで連れてってあげるよ」
彼は私を抱えたまま、海水浴客がいない辺りまで泳いでいってくれました。
「身体が冷えちゃったわ」
陸に上がった私はガクガク震えて見せました。すると、彼はチラチラ私の胸を見ながら言いました。
「何か温かい飲み物でも買ってこようか?」
「それより身体を擦ってもらえれば温まるかな」
「よし。今擦ってあげるよ」
彼は私の背中や肩を手のひらで擦り始めました。その手が徐々にオッパイに近づいてくるんです。
「ああ、気持ちいいわ」
「ここが冷たいね。いっぱい擦ったほうがいいよ」
彼は重点的にオッパイを擦り始めました。
「こっちも冷えちゃってるみたいなんです」
私は彼の手をビキニのパンツの中へ導きました。
「ここは手で擦るより、これを使ったほうがいいな」
彼は海パンを脱いで勃起ペニスを露わにしました。
「それで奥のほうを擦って」
「よし、任せとけ」
彼は私の股を開かせてアソコにペニスを挿入し、抜き差しをし始めました。
「ああぁん、温まるわぁ」
「おおっ、すごく熱くなってきたよ。ううっ、気持ちいい。も…もう、出そうだ」
「いいわ。あなたの熱い精液で奥まで温めてぇ」
「おおっ、出、出る!」
彼は私の子宮目掛けて射精! それが縁で彼と付き合い始めたかというとそんなことはなく、エッチが終わった瞬間「じゃあね」と、私を残して彼は1人で泳いでいっちゃったんです。イケメンは冷たいです…。 ____
/ \ >>271
/ ⌒ ⌒ \ 何言ってんだこいつwwwwwwwww
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 ̄ \__、(“二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_ >>226
http://urasundaykengan.up.seesaa.net/image/E5A489E6858BE381A0E383BCEFBC81.jpg
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ノ l Jヽ レ/::/ /:イ:\/l:l l::l u !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l:::::
ノヌ レ /:l l:::::lヽ|l l:l し !/ ';:l,、-‐、::::l ';::::l::::
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243です。遅れたレスですいません。
今は警察を辞めて実家の店で働いてます。
警察辞めた事に未練はないですけど、警察官だった頃は色々不思議な事があって懐かしく感じてます。 >>238
警察官18年やってるBBAだけど、一切そういう体験ない。
その代わりと言ってはなんだが。
私が小学生だったころ、祖父が他界した。
元々肺の疾患を抱えていたため、十数年入退院を繰り返していた。
いよいよという時に、両親叔父叔母は病院に行っており、私はいとこたちと叔父の家で待っていた。
冬の寒い日だった。
こたつに入って私と妹がうとうとしていると、いとこが「おじいちゃんの咳が聞こえる。」と言い出した。
すると妹が「本当だ。聞こえる。」と言う。
私とその他のいとこには何も聞こえなかった。
その直後、祖父がいつも座っていた座椅子が「ぎっ」ときしんだ。
全員が見た。
それからしばらくして、叔父から祖父の他界が知らされた。
あの時、祖父が孫たちに別れを言いに来たのではないかと思う。
じいちゃん、今日帰ってきたかな。
会いたいな。 いきなりスマソ。数年前からずっとモヤモヤしていた話を私も一つさせて頂きたい。
友人から聞いた話ですんで、正直なところ真偽は不明です。
その何かが起きた日に友人は、心霊スポット付近の公衆トイレにある鏡を使って合わせ鏡をしたとのこと。
ただ、友人が合わせ鏡に使ったものは、自分の瞳。
反射して奥の方にみえたのは、自分の後ろ姿だったと言っていました。
ただこの時、友人は背後に何か不穏なものを感じ、すぐにその場を後にしたらしい。
翌日、この話を私にしてくれた友人の顔色がかなり悪かったのを覚えています。
しかし、その次の日には、何事もなかったかのような顔で過ごしていました。
友人に先日の話を改めて聞いてみると、心霊スポットに行ったことは覚えているが、
合わせ鏡をしたことについては、一切記憶がないとのこと。
この話を聞かされた時も、ちょうど今ぐらいの時期でした。
しかし、私には真偽を確かめる勇気がありません。
もし興味のある方がいらっしゃれば、身の保証はできませんが、自分で確かめてみてください。 自転車セッチャって思われて止められる人と止められない人の違い知りたいわ〉警察官 >>291
コピペかいな(´・ω・`)それとも極度の馬鹿なの?
興味があれば確かめてみろって、場所も書かずにそう言えるお前が一番怖いぞ >>294
んー?場所関係なく合わせ鏡で何かが起こると言いたいんじゃないの?
ただ、試してないけど瞳と鏡で合わせ鏡は無理だと思うよ
極度に目が大きくないと不可能じゃないかなぁ >>294
揚げ足とろうとして失敗してて草
荒んでるお前の方が怖いわ >>295
たしかに目が大きくないと無理よねぇ…。
>>291の友人は、どうやって成功させたんだろうか。 近所の空き地にもう2年くらい停まってる放置されたミニバンがある。緑色なんだろがかなり剥げてる。さっさと撤去すりゃいいのにといつも通勤中に見てた。
ある日、なんか違和感があって、何だろ?と気にしてた。誰かがその車の後ろに古い小型のブラウン管テレビを捨ててった。それまでそんなに注意しないで見てたけど違和感の理由がテレビのせいで解った。
週に10pずつほど動いてんだよ。あの車。そう言えば去年の今頃は空き地の反対側にあったよ。 >>299
筋トレマニアがトレーニングに使ってるのかな、、 >>295
なるほど そういうことかぁ ありがとう。
>>296
死ね。 >>304
寿命あるかぎり僕はしにましぇぇぇええん!
暴言ばかりで君怖いね(笑) タイムリープ⏰とか書き込みすると○○系🏷とか呪い代行💀
これ全部デマ🦆なんだ☀
おまけに個人情報🏠売られてるよ〜🚶🚶🚶 >>301
ここに書いたのはこないだ撤去されたから。それまで誰にもいってなかった。理由はまぁ、色々。
>>302
だとしたら日に数pだけ動かすの怖いからやめて欲しい。毎日空き地一周とかしろよって。
>>306
駐車する時の常識だよな >>309
作り話だよ?お前がそう思えばお前の中では作り話だ。正解者だ。
>>310
毎日洗えよチンカスわ。童貞拗らすと臭いが酷くなるぞ。 ★お盆も明日で終わりか
ほれよ、正統派のお山のコワバナ置いとくワ
↓
【山霧の巻くとき(山岳ホラー)】
http://slib.net/71604
上松煌(うえまつあきら)作
・プロフィール
http://slib.net/a/21610/ 1
20年以上前の話。
ニュースになってたから覚えてる人がいるかも。
うちは父子家庭。父、姉、俺で社宅のアパートで暮らしてた。
隣に家族ぐるみで仲良くしているおじさんがいた。
おじさんは奥さんを亡くし、娘さんが結婚して出ていき一人で社宅に住んでいた人で、よく俺や姉にお菓子を買ってくれた優しい人。
そんなおじさんの所におばさんがやってきた。
再婚相手らしい。
温厚で優しいおじさんには似合わないツンケンした感じの悪い人で、姉も「あの人大嫌い」とよく言っていた。
でもおじさんは幸せそう。そのおばさんとは結婚相談所で知り合ったらしく、うちの父にも「再婚はいいよ〜」のノロケていた。 2
それから二、三ヶ月した頃かな。おじさんの姿をパタリと見なくなった。
社宅なのでもちろん父とおじさんは同じ会社なんだけど、デカい企業なので職場で会ったことは一度もないらしく、おじさんが会社に行ってるのか休んでるのかも分からず。
でもおばさんは犬を散歩させてる姿を度々見かけたので引っ越したわけではなさそう。
たまにおじさんの娘さんが訪ねてきてたけど「再婚相手が父に会わせてくれない」と嘆いていた。
「どうしたんだろうね」と話題にはするものの、挨拶すら無視するおばさんに聞けるわけもなく数週間が過ぎた。
すると今度はおばさんを見かけなくなった。
やっぱり引っ越したんだろうか、と話してたんだけどその頃からおじさん宅から妙な音や声が聞こえるようになった。
ガンッガンッガンッと何かを叩くような音やウ〜〜ア〜〜〜ゴボゴボゴボゴボと甲高い声にうがいの音を混ぜたみたいなものとか。
引っ越したわけではないのか、もしくは新しく人が入ってきたのか、その音は昼夜問わず聞こえてきた。
さすがに堪りかねた父がおじさん宅を訪問。(俺もついて行った) 3
ドアをノック「すみませーん」音がピタリと止む
「どなたかいますか?」無音
「近頃大きな物音がひっきりなしに聞こえるんですがどうかされました?」ボソボソボソ
「えっ?」ボソボソボソ
何かを話してるんだけど超小声。
父も俺もドアに耳を近づけ何を言ってるか聞き取ろうとしたそのとき、
「あー!すみません!※△□なんで〜!」とおじさんが返事をした。
突然の大声にビクッとなったけどおじさんがまだ住んでいたことに驚いた。
なんて言ったかはっきりと聞き取れなかったけど「そうでしたか〜また一緒に食事でも〜」と言い父は俺を連れて家に戻った。
しかしその後も音は止むことはなく。
そうこうしてるうちに今度はおじさん宅から異臭が漂い始めた。
それがとんでもない臭さで騒音どころの騒ぎじゃなくなった。
父が苦情を言いに行くもおじさんは「あー!すみません!※△□なんで〜!」といつも同じ対応。
※△□の部分もいつも聞き取れない。
こりゃ警察に連絡しないとな…となってたんだけど、その前に誰かが通報した。 4
そこからは怒涛の展開。
なんとおじさん宅の冷蔵庫からバラバラに切り刻まれた遺体が見つかった。
もしかしてあの連日連夜の騒音は、おじさんが最近見なくなっていたおばさんをバラバラにしてた音?!と恐怖におののいたけど、なんとバラバラ死体はおじさんのもの。で、犯人がおばさん。
しかも殺されたのはおじさんの姿を見なくなった頃だと。
おばさんもおじさんを切り刻んだあとすぐに引っ越してる。
もう我が家はパニック。
じゃあの連日の騒音はなに?
何度も最近まで「あー!すみません!※△□なんで〜!」って対応してた声は明らかにおじさんだったのに。
父も警察の取り調べで「遺体は別人じゃないのか?」「最近までドア越しに話した」と証言したらしいけど相手にされなかったらしい。 5
しばらくは警察関係者が出入りしてたりアパート周辺にマスコミが張り付いていて騒がしかったけど、それがなくなった頃にまたあの騒音がおじさん宅から聞こえてきた。
父も姉も俺も聞こえないふりをした。
また「あー!すみません!※△□なんで〜!」って声が聞こえたら…と思うと怖くて苦情を言いにいけるわけなんかない。
それから一ヶ月後に引っ越したんだけど、その間は地獄だったね。
ひっきりなしに聞こえる音に家族みんなで震えてた。
でもおばさんがおじさんの金目当てだけで結婚したこととか、結婚してわずか三ヶ月ですぐ殺したこととか、
三ヶ月間だけはおじさんは幸せで他の人にも幸せのおすそ分けしたくて自分でも結婚相談所をやろうとしてたとか、
そんな中いきなり地獄に叩き落とされる気持ちはどんなだったか
とか色々考えてると一番怖いのは人間だなーと。 俺的には隣で起きた惨劇だから木嶋佳苗の事件よりも怖い
飼い犬におじさんの死体煮込みを食わせたりしてたらしいし、まじで一番怖いのは生きてる人間だわ 怖い…よ
寒気した 怖くはないかもだが不思議な話
おばあちゃんが悪く言われるかもなので言っていいものか >>329
いま大島てるを見てみたらガッツリ載ってた
てことはまだ健在なのかな 1997年8月
大阪府交野市幾野
死体遺棄事件(バラバラ殺人)
同年同月12日発見( 異臭により通報 )
迫 栄 (当時45) 旧姓 西原 . 無期懲役囚
容疑者は被害者 夫の後妻、結婚相談所で知り合い3年前より同居、95年11月に入籍
同日浴室で手足が切断された白骨遺体、冷蔵庫と鍋の中から切り取った遺体の一部を発見
容疑者の妻は消息不明(消息を断つ前 義理の娘たちを玄関払い、鍵を交換)であった、
8月19日容疑者が京都市(左京区か右京区どちらか不明)の借家にいるのがわかり翌20日逮捕、
容疑者は犯行を全面否認、ところが昨年2月初旬に交野市(自宅)で刺殺 交野市の雑木林と潜伏先
京都市の借家床下に遺体を遺棄した事を認めた。容疑者は夫の殺害後、預金や義理の家族がかけていた
生命保険 被害者夫の前妻(病死)の生命保険金を解約、約1300万円を引き出していた。
潜伏先の京都では逮捕される4カ月の間パート店員をしており、釣り.犬の散歩.
パチンコの日々を過ごしパート仲間や近所の人達に食事をおごったり自前で旅行に誘ったりしていた。
. 遺体の一部を煮込み 飼い犬に餌として与えていた(交野市)
なお81年には大阪市で借金を断られ口論となり 全身をメッタ刺しにして殺害 現金約20万を盗み懲役13年で服役、91年に満期待たず出所. おじさんはそれでも犯人を愛してたのかもね…
声はなんだか庇ってるように感じるよ
無念と愛が入り交じってるような >>333
一線を超えた人間は繰り返すんだな、なぜ出所した時点で危険。 >>333
うわーすごい
かなり昔の事件だから当てられるとは思わなかった
ていうか前科者だったのかあのババア… 聞き取れなかった部分の台詞が気になるな
「あー!すみません!遺体なんでー!」
…とか? 今年の夏こそ男性から声をかけてもらおうと、究極のTバック水着で浜辺デビューしました。
友人の直恵と2人で海に行き、自慢のお尻を披露したわけです。
このとき「すげえ、ケツの穴が見えそう」と男性のヒソヒソ声が聞こえてきました。
お尻の布は限りなくヒモに近い細さだし、胸もブラからこぼれ落ちそうで注目度抜群だったみたい。
だけど、普通のビキニを着ていた直恵はだんだん不機嫌になり
「その水着、ヤバイよ。一緒にいて恥ずかしい」って言うんです。
「はっ? 注目されるのが悪いっていうわけ?」
私の反論がきっかけで、激しいケンカになってしまいました。
「私、今日は帰る! もう遊ぶ気分じゃないし」
彼女は立ち上がり、帰り支度をして歩き出したんです。
止めようと思ったけど、私にだってプライドがあるし…。
そのとき、真っ黒に日焼けしたイケメンから声をかけられました。
「ずっと見ていたよ」
「お尻をですか?」
「違う。今のやり取りさ。彼女、君のほうがスタイルがいいんで嫉妬したんじゃないかな?
そんな面倒な友だちなんか無視して、今日は俺と楽しくやろう」
彼は私の手を引き、少し離れた海の家へ案内しました。
中は薄暗く、ビートの効いた音楽が流れ、まさにガラの悪いクラブ風。
常連なのか顔パスで中に入り、まっすぐ個室のシャワールームに向かいました。
「貝の砂出しをしないと、あとでヒリヒリするよ」
彼はキスしながら上下の水着を素早く脱がせました。それから、アソコにシャワーを当てて
割れ目を優しく擦ると、愛液が溢れ出てくるのが分かります。
彼もすでに勃起していて、コンドームをスルスルッとハメて、立ちバックのままブスブスッとペニスが挿入されます。
「いや〜っ、ダメェ!」
大声を出しても音楽にかき消されて周りには聞こえないので、「あっ、イクッ!」と叫んで果てました。
しゃがんでグッタリしていると、
「喜んでもらえてよかった。じゃあ俺、次を探しに行くから」
と言ってウインクし、消えました。
「本気の恋愛を期待していたのに、今年も遊ばれて終わりかよ」と思うと腹が立ったけど、
当分、この水着で逆ナンパするつもりです。 女性死刑囚は元々すくないし、最高裁まで持っていくには遺族が疲れちゃったんじゃないかね >>341
一人目は刑期を終えてるからカウントされないんじゃない? >>342
カウントはされないけど、1人殺害で死刑判決が出てる奴って結構殺人の前科があるよ 小学生の時に体験した怖い話。
友達と遊んで家に帰った時のこと。
「ただいま!」と言うと姉の部屋から
"お帰り"と聞こえた。部屋にいるんだ、と思って二階にある姉の部屋を開けた。
しかしそこに姉の姿はなかった。
おかしいなと思いながら部屋の奥に進み姉の勉強机の前まで来た時だった。
「ただいま!」
姉の声だ。玄関を勢いよく開け姉がどこかから帰ってきたのだ。
俺は急いで階段を降りて姉の元へ向かった。
「さっき部屋にいなかった?」
「いる訳ないじゃん。友達のとこ行ってたのに。」
ならさっきの声は誰だったのか。
俺はもう一度姉の部屋に行き、もう一度「ただいま。」と言ってみた。すると、
"おかえり" と小さな声が聞こえた。
姉の勉強机の下から…。
恐る恐る下を覗いてみると、髪の長い老婆らしき女が三角座りをしていた。
明らかにこの世の者では無いと思った。
あれから俺は姉の部屋には一度も入っていない。姉に話しても信じてくれなかったが確かに見たんだ。
それに姉の部屋だけじゃない。洗面所の棚の隙間にもいた。
霊感の強い友人に来てもらったら彼も見たらしく信じてくれた。
今は一人暮らしだがあの家には正直帰りたくない。 子供の頃住んでた団地で体験したんだけど、
ダイニングとリビングの境目におっさんがぶら下がってた。
今の思えば首吊ってるような感じで、それは自分以外には見えなかったから、親に言っても軽くスルーされてた。
その団地に常駐してる管理者と、自分の母親が結構仲良いんだけど、どうもうちの2つ上の階に住んでる人が連絡つかないって、うちの母親に相談したらしい。
察してもらえるかもだけど、2つ上の階に住んでるのはぶら下がってたおっさん。
自分はおっさんの特徴を母親によく話してたから、母親もピンときたみたいで、とりあえず部屋行ってみたら案の定首吊ってたみたい。
それから警察だの救急車だの来たみたいだけど、全部学校行ってる間に話が進んでたから、詳しいことはあんまり教えてもらえなかった。 >>346
霊は一度みたきっかけがあるとその後も視えるらしいけど、どうなん? >>346
なんで2つ上の階に住んでるおっさんがお前の家の中で首吊ってるの ココが有名な洒落怖スレか 初めて来た
記念にウチの実家の話を投下。
あんま怖くないけどww
ウチの実家は893に守護されてる。
玄関先に身長2m超の、グラップラー刃牙に出てきそうなレベルのスーパーマッチョな強面のがいるらしい。
俺は「見えない」類なんで、目にしたことは無いんだが
見える人によると、直立不動でドーンと突っ立てるらしい。
そんなんいたらガチで怖いっしょ?
俺だったら、そいつの前でチワワのように怯える自信がある。
だから、“あなたの知らない世界”系の悪いモンもそいつを恐れて、家はもちろん住人にも近寄らないんだと。
ココまでなら守護神のように思えるかもしれんが、さにあらず。
最初に893と表したように、こいつ実は超やっかい。
まず、この893は元人間とかいう代物じゃない。
こいつの本体ってのが、実家の床の間に置いてある先祖伝来の日本刀らしいんだが
コレが嘘か真か、人間の首をた〜っくさんチョンパしたという曰く付き。
元々凶相がある刀が、「なら相応しい役目を与えたろ」と首チョンパ用に使われて
悪いモン吸収しまくって、金八先生でも匙投げるレベルでグレちゃったんだと(伝聞を俺なりに意訳) で、あまりにも禍々しくグレちゃって、持ち主不幸系の厄災連発。
フツーならお祓いやらされるもんだろうが、俺の先祖は只者じゃなかった。
妖気めっちゃ強い→この妖気使って守護鬼神つくったら無敵ジャネ?→ktkr!!
で、なんやらかんやら怪しげなことして、身長2m超の(ryを作ったんだと。
漫画みたいだね。俺もそう思った。
そんなビギニングなもんで、守護鬼神になってからもま〜暴れん坊。
というか、むしろ893の本領発揮しまくったらしい。
曰く、刀をうっかり蹴飛ばした馬番が、暴れ馬にミンチにされた。
曰く、刀を盗んだ賊が、両腕を肩から削ぎ落とされた死体で見つかった
曰く、刀を売っ払おうとした放蕩息子の頭が、質屋の店先で突如かち割れた
曰く、刀の側でクシャミしてツバをかけちゃった奴の鼻が腐ってもげた
曰く、時代がくだって廃刀令の頃。処分しようとした当主の夢枕に出てきてフルボッコにした
曰く、第二次大戦の頃。軍刀にカスタムしようとした職人の手首を斬り飛ばした
等々、守護の役に立った話は聞かないが
気に入らん奴に仇なしたって類の話はてんこ盛り。
それでも見える人によると「しっかり強力に守ってはいる」のだとか。
さて、そんな頼もしいんだか、おっかねーんだかわからん893ブレード。
近頃、ちょーっと困った事態になりそーな予感ビンビン。
なんでかっつーと……近々、爺ちゃんが実家を引き払うんで……。
ウチに来るみたいなんだよね〜……。
どうしよ?
来たらうpでもしよか?
その時、またココで再見…できるといーなー
とっぴんぱらりのぷぅ〜 >>347
おっさん以来はっきり見えたことはない。
ただ、なんとなくこの場所はやだなーみたいなのは感じるようになったのかな?
ただの思い込みかもしれないけど。
>>348
それは自分にもわからない。
吊ってるでーって教えたかったのかな。 許可取らずに投げろらしいので、とりあえず投げてみます。
実体験というか、共有体験というか、心霊現象の実況を受けた時の話なんだけど…。
今まで投稿したこととかがないので、読みにくかったりしたらすみません。
なんとなく、テレビで怖い話特集で「霊感の有無などではなく、心霊体験の方から来る感じ」的なのをきいて、ちょっと誰かに聞いてもらいたくなっただけなので、暇つぶし程度に付き合ってください。
俺はビビリだから怖かったけど、あんまり怖くないのかもしれない。
文章変かもしれないし、まとめるの下手なのでちょっと長くなりました。
実話と言いつつ流石にフェイクは入れるけど、見る人が見たらバレるかもしれません。
その時はスルーでよろしくお願いします。
(1/14) 俺が結婚して地方に越したからあまり会ってはいないんだけど、時折連絡を取り合う仲の友人がいる。
そいつをAと呼ぶことにする。
Aは、ごくごく普通の音ではあるけど、書けば難読って感じの名前の持ち主だった。
なんでも、寺の住職を母方の祖父に持っていたらしく、娘である母が継がない代わりに、孫を一人養子として寄越す約束になってたらしい。
読み方を変えればお坊さんとしてやってけるように、そういう名前になったんじゃないかと本人は言っていた。
Aは長男ではなかったけど、誰を貰うかわからないからと、全員その祖父が名付け親になったらしく、兄弟もみんな読みを変えられるようになってるってきいたし、実際教えてもらっても読み方が全くわからなかった。
その祖父の逸話もあるんだが、とりあえず今回はAのことと、Aに俺が初めて巻き込まれたと自覚した出来事について話したいと思う。
(2/14) 知り合った頃、寺の孫だときいて、興味本位で、修行したり、お祓いとか出来たりすんの?と仲間内での雑談中に本人に確認したことがある。
その時、本人は苦笑いで「そもそも幽霊とか霊感とかあんまり信じてないんだよな」と、どこ吹く風で、
「日本には妖怪とかが多いけど、昔から理解出来ないものを、ソウイウモノなんだ、と納得させてきたってのはあると思う。今、妖怪が減ったのは、科学とかで証明されて、不可解な現象じゃなくなったからじゃないか?」みたいな、存外真っ当な反応だったと思う。
ちなみにこれは、いつ本人に確認しても同じようなことを返してくるから、多分流れとしては実際にこんな感じだったはず。
俺はビビリではあるが、オカルト的な話に興味のある年頃だったから、拍子抜けというか、がっかりした覚えがある。
「ただ、まあ、起こっちゃったもんは起こっちゃったってことで、仕方ないよね。事実は覆せないから、そういうもんなんだなあ、って思うかな」とは言っていたけど。
(3/14) けど、信じてないとか言うわりに、寛容というか、自称霊感持ちとかが交通事故現場とかに怯えてるのを、すごいね、俺そういうのわかんないから、と、別に強く否定することもない感じの態度でいた。
本人曰く、その人がそう思ったならそうなんじゃない?らしい。
自分にはそういった特殊能力は備わっていないから、それが事実なのか判断することが出来ないというのが理由らしいので、シュレディンガーの猫みたいなもんなんだろう。
そして、Aだけが幽霊を見たとか、気配を感じたとか、声を聞いたみたいな話も全くなかった。
逆を言えば、Aが経験する怪奇現象は、誰でも、たとえ複数人その場にいたとしても発生するような…
それこそかまってちゃんの作り話とか、気のせいで済ませられるようなもんじゃないってことなんだけど。
そしてよりにもよってAは、基本的に『自分一人で経験したってなると、気のせいの可能性があるじゃん。証拠もないしさ』と、確実にその場に居合わせた他の人に事実確認を取れてしまうような出来事しか話さないのだ。
そして『自分だけが経験した!みたいな特別な出来事ではない』という認識からなのか「こないだアイス食べたら当たり引いた」くらいの感覚で、
ただの、ちょっと変わった雑談として日常会話にブッ込んでくるので、Aに対して「なんか最近変わったこととかあった?」は、今となっては俺的に禁句である。
(4/14) で、まあ、知り合って5年くらい経った頃、今から10年くらい前になるけど、確か深夜2時過ぎくらいだったと思う。
その頃俺はもう地元を離れていて、結婚もして、ちょうど1歳になったばかりの子供もいた。
翌日が休みということもあって、ネサフをしながら夜更かししてたんだよな。
そしたら携帯が鳴った。
Aからの着信だった。
普段はメールでのやり取りが多いやつで、たまに変な時間に突然電話がかかってくることはあるけど、Aはあんまり電話をするタイプではない。
まあ子供も寝た後だしと、そっと寝室から出て通話ボタンを押した。
『久し振り』
「国間違えてんのかってくらい常識と時差あるけど正気か?」
『あー、うーん、申し訳ないんだけどちょっと電話ずっと繋いでてくれない?あと、通話切れたら泣いちゃうから、充電器差しといてね』
「お前どんだけ俺のこと好きなんだよ。で?なんかあった?」
『なんかあったというか、あってるというかー』
みたいな、なんとなく奇妙な、煮え切らないような出だしだったと思う。
まあ元々、Aは特に要件なく電話をしてくることが大半なので、その時はあまり気にならなかった。
耳に当てた携帯からはやけにノイズのような、風の音のような、人混みのような、とにかく雑音がガサガサと混じっていて、正直聞き取りにくかった。
(5/14) 「お前外から電話してんの?」
『そうそう、残業で終バス逃してさ』
「タクシー使えよ」
『いやー、タクシーはちょっとなあ』
みたいな、普通の会話が始まって、こりゃ仕事の愚痴かなと思ってたんだよな。
こんな時間まで残業してたらそりゃ、誰かに話を聞いてもらいたくもなるだろうなって。
冗談だろうが電話切れたら泣いちゃうらしいし、相当メンタルにきてるのかもしれないなって。
なんで俺?とも思ったけど、逆に近くにいないからこそ話しやすいとかもあるのかなとか。
とはいっても、まるで台風の中で通話をしているみたいな雑音が絶えず続いてて、
雑踏に紛れながら歩いてでもいるのか、周囲の声もこっちに届いているような状態だった。
正直、Aの声がたまに途切れるくらいのうるささで、多少イラついて、まあ、文句言ったんだよな。
「つーか後ろ、うるさいんだけど」
『あ?本当?そりゃ困ったな』
「電話すんなら人通り少ないとこ歩けよ」
『なんか言ってんの、聴こえてたりするんだ?』
「うん、お前の声聞き取りにくい」
『へえー…ブツブツ言ってんのはわかるんだけど、俺それ聞き取れてなくてさ』
「おう」
『いまね、人通り全然ないんだよね』
「は?」
どう考えても、渋谷のスクランブル交差点から掛けていると言われても納得するくらいうるさいのに、こいつは何を言っているんだと思いながら改めて耳をそばだてて、背筋が凍った。
ブツブツとノイズの中で途切れ途切れに聞こえるのは、呻くような嗄れた声で、それが幾重にも重なって、Aの後ろからまるで囁くように通話越しにこちらに届いている。
そして、台風なんか、今日本に来てない。
風もなく穏やかな陽気だった。
『なんかねー、ばーさんがついてきちゃってんだよね』
写メ撮れるかわかんないけどいる?と聞かれて、Aがそんなことを言うなんて、これはマジなのではと、丁重にお断りした。
(6/14) なんでも、出勤の際に、バスに乗りながら線路の遮断機を超えた時に、ばーさんが立ち尽くしているのを目撃していたらしい。
そのことを覚えていたのは、そのばーさんがパジャマ姿だったことと、首からだらりと、頭が垂れ下がるように異様なほど俯いていたからで、
その時は、徘徊してるなら近くに交番もあるからそのうち誰かがおまわりさんに預けてくれるだろうと思っていたんだそうだ。
そして残業をして、まんまと終バスを逃して、徒歩1時間半の道のりを何故か歩こうという気になり、その帰り道にその線路で同じばーさんがいることに気付いたと。
Aは、別に人通りがなかったわけではないし、なんで誰も気に留めないのかなと思いながら、そのまま通り過ぎた。
しかし、しばらく歩いていて、なんか耳元で声が聴こえるという違和感と、そういえば後ろから足音が聞こえるなと、振り向いて初めて、そのばーさんが自分の後ろをついてきてしまっていることに気付いたのだという。
こりゃ困ったなあと交番を覗いても、ちょうどパトロール中で不在。
Aは別に悪いやつではないのだが、残業で疲れている状態で、親身になって徘徊老人を保護してあげようという気にはならなかったらしい。
しかし、おかげさまでそいつが異常なことに気付けた。
ばーさんはゆっくり歩いているように見えるが、ちょっと走ってみても距離は離れない。
そのくせ、立ち止まると距離が縮まる。
遠いのか近いのかよく分からないが、呻き声みたいなものを発していて、わりとイラっとする。
厄介なもん拾って来たなあと、試しに自宅や他の友人に片っ端から電話を掛けてみたが、誰とも繋がらず、唯一繋がったのが俺だったらしい。
(7/14) 『このまま家に帰って、自宅がバレるのも困るからさ』
「お前はなんで俺に掛けちゃったの…?」
『距離とかやっぱ関係あんのかなって思って』
Aいわく、生きている人間は固体、幽霊は液体、成仏は気体のような概念らしい。
生きてる人間は固体だから、ハンマーのような固体でぶん殴ったら傷が付く。
幽霊は液体だから、ハンマーは効かないが、水で流れてったり、水の溜まるところにくっついてしまってうっかり動けなくなって淀んでしまったりする。
火や煙、ファブ◯ーズが幽霊に効くのは、物理的に蒸発するというか、気化させるんじゃないかとのこと。
けど、生きてる人間は、いわば氷のようなもので、外側に水分のようなものが滲むようにして付いている。
だし、実際に肉体の7割は水分である。
だから、液体である幽霊がくっついてしまうのではないか、というのがAの考察である。
ちなみに呪いとかそういうのは、油性マジックとか油性絵の具とか醤油だとかそういったものに近く、
お祓いできるかどうかは、その神職がハイターを得意とするのかアルコールを得意とするのかなどによっての相性問題なのではないかと、自己見解を展開してくれた。
(8/14) そして、液体は電波に影響を及ぼすらしい。
水が通電するのと同じ感じ、と説明をされて、
納得はしたが、そんなことは別に知りたくはなかったのでその時点でもう、電話に出たことをめちゃくちゃ後悔してた。
純水の場合は絶縁することがあるのと同様に、なんの純度かは分からないが、
純度が高いと阻害されるし、逆に不純であれば電波に乗って散るのか、電話がまともに通じた時点で解消されることがあったり。
そもそも純度なのか密度なのかわからないが、起点付近及び、やばい時は電話がおかしくなることも多いのだと。
だからAは電話をしたのだと。
しかも実は今までにも、俺は解消のために電話を掛けられていたことがあったことも判明した。
過去の変な時間の、内容のない会話で終わる着信は、それが理由だったのだ。
知らない間に巻き込んできてるとかマジこいつボコすと決心した。
そして今回は、絶縁するタイプ。
要するに、Aの理論でいえば大分やばい。
ちなみにAは携帯を二台持ちしていたのだが、電話会社によって周波数の相性があるのか、通じる回線と通じない回線が発生することがあるというのを経験として知っており、対策の一環としてわざわざ所持しているということをその時初めて知った。
また、Aは愛煙家だが、煙を巻くを物理的に実行すべく吸い始めたらしい。
なお、他と比較すると、確率的に一番こういう干渉を受けにくいのはPHSで、基本料金も安いからオススメ!とのことだった。
余談だが、そのダイマを受け、俺はマジでPHSへの乗り換えを検討した。
(9/14) 『で…?距離ってのは結局なに?』
「なんか基本的にね、あんまり広範囲動けないっぽいんだよね」
『地縛霊的な?』
「まあそんな感じ。やばい奴ほど、起点である中心から広い範囲で活動が可能。
でも、大体どんなやつでも限界距離を超えると、スタート地点にリスポーンすんの」
「成る程?」
『多分こいつの起点はあの線路の遮断機だと思うんだよね』
起点が土地ではなく『人間』や『物』であることもあるようだが、Aの経験的には、その場合はあまり他に干渉してくることはないらしい。
『液体』が動くモノにしがみついてるのはやはりしんどいのか、振り落とされないように必死なのか、
なんにせよ余裕がそこまでないっぽいんだよね、と、なんだか間抜けな表現をされた。
確かに、同じように水浸しにしても、置きっ放しのタオルより、
持ち運んで僅かにでも重力とか遠心力とかを掛けた方が水分はそこそこ落とせる。
『液体』は起点を元あった場所から、任意か不可抗力か、モノに移し替えることもあるようだが、
あくまで乗り物感覚であって、わりとすぐその『乗り物』がよく留まる『土地』に起点を移し替えるらしい。
今回は多分、Aに乗っかって来てはいないというか、乗っかるためにおそらく追いかけて来ているんじゃないかと。
くっついてないし、流石に家に帰れないとなるとシャワーが浴びれないので、下水に流すことが出来ない。
そもそも流水で落とせる相手かというと、電波状況的には負けの色が強い博打ものレベルと推測されていた。
だから歩き続けて、ばーさんの限界距離を越えようとしているのだと、Aは平然とのたまった。
(10)
(うっかり文章長すぎてもっと短くしろが発生したのでこのあとは番号だけにする) >>351
ああ実際の死体はその別階のオッサンの家にあったということで
首吊り死体が直接そこにあったわけじゃないってことか
もしかしたら霊か何かを見たのかもしれないという話で
なんで他人の家で首吊ってるのかが意味不明だったんだすまんw 『で、お前以外で俺が電話かけようとしてた奴らは多分全員、ばーさんの影響範囲内なんだと思うんだよ。
自宅とか、あと地元の奴らばっかりだし』
だから、阻害されるのではないかと。
香りが発せられるかのように、起点を中心として影響を及ぼせる範囲があって、
その縄張り内はわりと自由にやれるんじゃないかというのがAの見解である。
霊感というものが存在するのであれば、その香りみたいなもんに気付ける能力なんじゃないかな、とも言っていた。
そして、実はちょいちょいこういう時に電話が通じる相手であるらしい俺に対して、
Aは、新幹線で3時間ほどかかる距離だからなのではという検討を付けていた。
ただし確証はもちろんないので、検証込みで俺を巻き込んでいるらしい。
(11) 『でね、ノイズの多さとかでヤバさとかが判断つくから、通話し続けて欲しいんだよね』
「……ちなみに歴代でどんくらいやばいの」
『随一!いやぁ、鮮度が良いね!』
「魚じゃねーんだぞ!呑気か!」
『鮮度が良いから純度が高いんじゃねーかな!』
ふっざけんなよと返しながら、思い返して絶句した。
今ままでAが、ここまで詳しく持論を語ったりしたことはなかった。
めんどくせえからそろそろ電話切るぞ、で俺が通話を切るのは、自分たちのお決まりのパターンだ。
そもそも、通話の時点で解消されるパターンであれば、今までのことを思い返しても
「お前の声が聴きたくなった」とか適当な理由でAが話し始めるため、そんな長時間会話はしない。
Aは始終のんびりとしたテンションで会話を続けてはいるが、内心では相当切羽詰まっているのかもしれない。
俺がヤバさを理解しないと、いつ俺が電話を切ってしまうかわからないから。
だから、Aは電話を切られないよう、これまで話さなかったことまで話したのではないか。
そして、充電しろとまで言われたのは初めてだ。
そう考えて、背筋にゾッと寒気が走った。
「……いまどんくらい歩き続けてんの…」
『自宅には近寄らないようにはしたけど、もう通り過ぎた』
(12) 要するにAは、ばーさんに付きまとわれながら、この深夜に1時間半以上の距離を歩いて移動した上で、ようやく通じた俺と電話をしている。
『まあ家に電話通じない時点で、限界点突破出来ないだろうなってのは推測出来てたからねー』
Aの後ろからはやはりというか、絶えずなんか呻き声みたいのが聴こえるし、
家族をこんな夜中に起こすわけにもいかない自分は、リビングでたった一人でそれを聞かなきゃならない。
こんな時に限って子供が夜泣きをしないのだから不思議だ。
普段なら、もう無理だ!とビビってこんな電話は切っている。
けれど今、Aが無事でいられるための命綱は、自分しかいないのだ。
直接助けられはしなくとも、少なくとも、通話のノイズで危険度の判断を付けられるという、危機察知レーダーとして。
(13) 「人通り多いとことか、明るいとことか行けばどうにかなんない?」
『いやそれがさ、無理だったんだよね』
そもそも件の線路自体がそこそこ人通りがあること、更にコンビニにも入ってみたことも報告してくれた。
コンビニに入った時は、ばーさんが自動ドアの手前で立ち止まっていたため、お?やったか?と思ったらしいが、
お菓子を物色していたときに、自分の視界の端に突如ばーさんのパジャマの紫色がチラつき、しかも距離的に自分のわりと真横あたりに立っているのではという状態だったため、
付いてきやがった、と慌ててコンビニを後にしたとのことである。
他の人の反応で何か気になることはなかったから、おまわりさんを頼っても、ばーさんは認識されないどころか、
おまわりさんと会話するために立ち止まれば、追いつかれる危険性すらあるとAは判断しているらしい。
人がいるとこなら平気とか、明るいとこなら平気!みたいな根拠のない安心感を奪う絶妙な検証結果は、
ビビリな俺に的確な絶望を与えた。
そして、こうなりゃ持久戦だ!と常人には理解出来ない戦いに持ち込むことにして、今に至るらしい。
(14) 「自分で祓ったりとか出来ないの?」
『無理無理。自分の背中にチョークの粉掛かってるのを叩き落とせるかっつったら無理でしょ』
「確かに無理だわ」
『その点シャワーはいいぞ!手が届かないところまで綺麗に流してしてくれるからな』
「方法が物理的すぎるんだよなあ……破ァ!とかやれねーのかよ」
『そもそも信じてないしな、幽霊とかそういうの』
「ならいま追いかけてきてんのはなんなんだよ」
『まあ、起こっちゃったもんは仕方ないよね』
そんなやりとりをダラダラと30分ほど続け、もはや俺も雑音にも慣れた頃、
突如、うわ、というAの声を皮切りにして、今までの比でない程に大きなノイズが数秒に渡って聴こえた後に、通話が切れた。
(15) あまりのことに慌てて折り返しの電話をするが、全く繋がらない。
Aの持つ二台のどちらに掛けても、結果は同じだった。
お掛けになった電話は現在電波の届かないところにあるか電源が切れています、の機械音声に、
逆にノイズが入らないことが怖かった。
それまで普通に話をしていたのに、まさか、と思って愕然とした。
充電が切れたならまだいいが、電話を頼みの綱としているAが充電バッテリーを持ち歩かないわけもない。
不安になってメールを送ってみると、すぐさま受信の通知が鳴った。
ホッとしたのもつかの間、メールを確認して鳥肌がたった。
英数字の羅列はAの携帯のもので間違いはないはずなのに、そんなアドレスは存在しないとでもいうかのように、
送った分だけのエラーメールが自分の受信フォルダを賑やかしていく。
その時点で既に深夜3時半を回っていた。
Aがどれほど歩いたのかはわからない。
けれど、直線で進まないと効率が悪い、と、土地勘のない、知らない道すらも歩き続けていたはずだった。
実はそれが、ナニカに誘導されていたものだったら?
そんな嫌な予感で、指先が震えた。
(16) 何故、Aは残業で疲れていたにも関わらず、1時間半ものあいだ歩き続けて帰宅するという選択肢をとったんだ?
職場と自宅の真ん中あたりにその起点があったとしたならば、自宅付近を通過してしばらく移動してなお振り払えない程の影響範囲を持つそいつが、Aの職場すらも縄張りとして動ける可能性は?
Aはなんて言ってた?
生きている人間は7割が液体だと、そして、そいつらは通電するのと同じように影響を与える、と言っていなかったか?
確か、人間の脳は、微弱な電流によって思考の伝達をするとされていなかっただろうか。
警察に連絡すれば迎えに行ってくれるだろうか、けれどなんて説明すればいい?そもそもどこを歩いていたのかすら本人も把握できていなかったのに、俺がわかるわけもない。
(17) 途方も無い不安にかられていた中、携帯が着信を知らせた。
Aだった。
怖がるよりも先に反射的に通話ボタンを押して耳に当てると、24時間営業のスーパーの鮮魚コーナーの曲が聴こえた。
『おつかれー!いやーお前のおかげで助かったわー。しっかしこの時間だとお惣菜コーナーも空っぽだなー』
「おっま…無事だったのか?」
『おー、限界点突破したっぽい』
「よかった……」
身体中の緊張が解け、ぐったりとテーブルに伏せながら、安堵の息をついた。
Aは相変わらずのんびりとしたテンションで、こちらが心配して震えていたのが馬鹿馬鹿しくなる程に朗らかだった。
あの異様なノイズは、恐らくは限界点を抜ける前の最後の悪あがきのようなものなんじゃないか、とのことである。
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