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 そして1964年にマイクロ波背景放射が発見され、その時の観測値は3.5Kであった。
そしてその後下方修正され、宇宙の背景放射を3K放射と呼ぶ時代が長く続くことになる。

 この時、一番近い予想を出したのは定常宇宙論の3.2Kないし2.8Kで、誤差は0.2Kである。
それに対してビッグバン宇宙論の予想は5Kであるから、誤差は2Kである。
誤差が1桁も違うのは理論的には完敗であろう。

 しかしビッグバン宇宙論者は、観測事実を無視し、捏造と詭弁を開始する。
定常宇宙論よりも観測値に近い予想を出した事実がないにもかかわらず、
ガモフが1947年の論文に3Kと書いたと言い出した。
そしてビッグバン宇宙論者が、マイクロ波背景放射を見事に言い当てたと、
嘘をでっち上げた。