「モンスターマザー」って題名のノンフィクションルポ本。
05年に長野で起こった高校一年生の自殺事件を扱った本だ。
その高校生は前々から部活でいじめを受けており、「お母さんがねたので死にます」という遺書を残して首吊り自殺を遂げた。
母親は学校を訴え、世間もマスコミも母親に同情し、学校を責めた…のだが。

タイトルからわかるとおり、この母親は実はとんでもないモンペだった。
前々から学校でも近所でもママさんバレーでも問題ばかり起こしていた。
息子も「母親が嫌だから」という理由で家出したこともあったぐらいだ。
結論から言えば、学校を訴えるものの、後に敗訴している。
ちなみにこの時の弁護士ってのが、イラクで人質になった日本人トリオを迎えに行った人権派弁護士ね。
この裁判を切っ掛けに資格剥奪されたけど。