関東地方太平洋沿岸は実は、三陸なみに日本の破局津波被害のメッカである。

1241年(仁治2年)には関東地方太平洋沿岸
鎌倉でM7.6以上の大地震。大津波が相模湾沿岸を襲った。

1293年(正応6年)には有名な「鎌倉大地震」。
死者は、関東地方太平洋沿岸でなんと23000人

「明応地震」(1498年)は「南海トラフ超巨大地震」の
典型として有名だが、
相模湾沿岸、鎌倉で巨大津波は10m・被害甚大。

最近の地質調査で、
その3年前の1495年にも関東地方太平洋沿岸巨大地震がおき、
10mの津波が、関東地方太平洋沿岸 相模湾沿岸を壊滅させた。

「慶長 関東地方太平洋沿岸 巨大地震」(1605年)
元禄関東巨大地震、宝永南海トラフ超巨大地震(1703年、1707年)
「安政東海・東南海(南海トラフ)巨大地震」(1854年)

ここらでも10mクラスの巨大津波が、
関東地方太平洋沿岸、鎌倉をねこそぎ浚っていった。

大正関東大震災でも10m以上の巨大津波が
関東地方太平洋沿岸を襲い、
当時の鎌倉町(大正時代でも鎌倉は過疎の町だった)の
全戸数の4割が全壊、4割が半壊し、
鎌倉だけで、大地震と大津波で、死者500名以上がでた。