>>486
他人を自分が創造しているとも言える。なぜかと言うと他人が居ると認識しているのは自分だから。
これが例えば存在しなかったとしても存在しているとあなたに信じ込ませる事は可能だ。
あなたにその架空の人があたかも存在するかのような話を延々とすればやがてあなたは見ていなくても存在すると信じるようになる。
更に存在する事を証明する証拠をいくつも見つけて確信することだろう。

サンタクロースを子供が信じるようにだ。
子供はサンタクロースが居ると聞いて見ていなくても存在すると信じるようになり、クリスマスが近付くと町中に現れる事やクリスマスの時にプレゼントが置いてあった等の「確たる証拠」によってその思いを強化する。
こんなに証拠があるなら居ないわけがないと。

しかしそれは自分の心の中で作ったサンタクロースでしかなく実際には存在していない。
サンタクロースを演じる人は存在するかも知れないが、それはフィクションだ。その人はサンタクロースではない。