>>867
半島から渡って来たのは事実だと思います。
ですが、>>860で書きましたように、古代には半島には
多くの倭人=物部連が進出していました。
半島中部まで、日本の古墳がたくさん見つかるのが何よりの証拠です。
貿易では半島最北の高句麗にまで至って高句麗人と交易をしていました。
当然、物部連は半島にも多くの根拠地を有し、さながら日本人の植民市のような様相を呈していたことと思います。
よって当然、半島で生まれた日本人=物部連のお姫様もいっぱいおられたことでしょう。
戦前の満州のように。

阿加流姫命は、そうした半島在住の日本人の姫君の一人であると思います。

だからこそ「里帰り」して来た際、なんなく大阪湾に上陸できたのだと思います。

反対に、姫を追っかけて来た天日矛は大阪湾に入ることが出来ませんでした。
そして、入ることが出来たのが“但馬国”
であったことが、かの神の出自をなによりも現していることと思います。