永井豪の短編漫画。

老人が60になるとガソリンを染み込ませた黒いちゃんちゃんこを着せられて焼き殺されるみたいな話。
ニコニコ笑いながら老人に死ねという家族はマジでトラウマもん。
しかも最近の日本の状況を思うと洒落にならん。


あと大人が突然子供を殺す話。
主人公(進って名前だったか)は公園で母親達が我が子を惨殺するのを目撃
交番に通報しようとしたが、おまわりさんまで子供を無差別殺人してる。
同級生が危ないと学校に行くが、既に同級生たちは教師に襲われてた。

訳がわからないまま下水道に逃げる進。
そこで同じように逃げ込んだ友人たちと会う。
夕方になり、友達が止めるにも関わらず家に帰ろうとする進。
「僕はママを信じたい!」
「信じても裏切られる。殺されてもいいのか?」
ガキ大将っぽい子が進を説得するが進の考えは変わらず、友人二人は泣き笑いしながら握手して進を見送る。
大人に見つからないように家に帰るといつもと同じように夕飯を作るママがいた。
「……ママ?」
おそるおそる声をかける進に笑いかけるママ。
進は嬉し泣きしながらママに飛び付くと、ママは持っていた包丁を振り上げ……


これ大人が読んでも怖い。
当時の子供は本当にトラウマになったと思うよ。