「金正恩は戦争も辞さない狂気を持った人間だと思わせておいて、
突然180度方向を変えて平和を実現したいとして一歩出てきたら、いったいどうなるか? 
世界はその深淵な渦の中に巻き込まれるだろう」

実はこれは、先日放送されたNHKスペシャル「金正恩の野望」が伝えていた情報である。 
まさに今朝のニュースは元幹部の極秘メモが金正恩氏の真の姿を伝えていたことを示すこととなった。

金正恩氏という人物は、多くの人々が考えているように身勝手で短絡的な暴君で狂気の独裁者ではないのだ。 
彼は若くしてスイスのベルンに留学し、フランス語など諸外国語に堪能な頭脳明晰な人物であると同時に、
大変な戦略家だったのである。 
だからこそトランプ大統領だけでなく、プーチン大統領や習近平主席など世界の首脳を手玉にとって、
一族の目標である核とミサイルの保有を為し遂げたのである。 
祖父や父から受け継いだ我が一族を守る大命題を成し遂げるだけでなく、
彼はこれから先、近隣の国家や世界とも交流を図って良識ある政治家へと変身し、
朝鮮半島全体を統治する国家の主席となるべく動くことになるに違いない。