>>779
鏡氏のことは知らないが、松村氏は占い師というレッテルだけで括るには無理がある。
サビアンシンボルはそもそも神智学のアリス・ベイリーの弟子が考案したものだし、
一時期行動を共にしていた、昨年惜しくも亡くなった直居あきら氏と同様に、
占い師というよりは、神秘家とか秘教探究者と呼称するほうが相応しい。
仙道にしか関心がない人間は、シュタイナーやグルジェフのことは知らないだろうが、
そもそも神秘行とは、宗教や文化といったバックボーンにあるものを削ぎ落していった結果、
最後に残ったエッセンスのようなものと捉えるべきで、東洋とか西洋とか、
その発祥元を問題にしたり陳腐なカテゴライズ化によって排斥されるようなものではないはずだ。