>>763
それがね、対馬のは実はもうかれこれ百年近く亀甲を焼いて亀卜してないんですわ…
今は明治の始めか半ばに焼いた亀甲をそのまま残し年に一度の亀卜祭祀の度に持ち出して、祭祀する家の当主がそれを祭壇で眺め念じながら占う、実態が霊感占いになってしまっているんです。
勿論式次第も残ってるし、祭祀毎に新しい亀甲を用意してない事と火を使わない事以外は次第に則り行われてるんですが、現行のは厳密には亀卜してる訳じゃないのです。
亀卜じゃなくて鹿の肩骨を焼いて行われる太占は今でも武蔵御嶽神社で行われてるけど、亀卜とは(特に宮中の亀卜とは)やり方が違うのでそこから人が宮内庁に行く事もないし
実際平成大嘗祭では掌典職が執行しました。