>>353
> 人の視線を嫌うというカラス。竹田博士がカラスの行動について実験した映像がある。
>ケージの天井に付けたカメラで、10匹のカラスと帽子を被った人を撮影したもので、ケージの左右には止まり木を設置している。

> まず、人が画面上を見ているときカラスはケージの左右に散らばっている。ここから人が右を向いて視線を移動させると、
>右側にいたカラスが突然バタバタと、人の背後に移っていき、最後には1匹もいなくなった。同じ実験を繰り返したところ、
>いずれも同じようにカラスが視線を避けるように移動したということだ。他にも追い払う方法を教えてもらった。

>竹田博士「例えば指をこうやって、こういう形で指をさしてもらうとカラスに対してアピールする」

> 指でさすと確かにカラスが飛んでいく。他にも「おはようおいで〜」声をかけられたりすることも嫌がるという。
>カラスが注目されることを嫌う習性。今後、新たなカラス対策に生かしていきたいということだ。

> 注目することがカラス対策になるということで、ごみ集積所に集まるカラスの対策にも生かせるのでは、と考える人も多いかもしれない。
>しかし、専門家によると、餌を調達しようとするカラスは食べ物への執着心が上回ってしまうため、注目するだけでは難しいという。
>また、人に慣れたカラスにも効果は出にくいという。

> そして、カラスは5月から7月にかけて、子育てシーズンなので親が非常に神経質になっていて、人を襲う可能性が高まるという。
>そこで知っておくといいのが、鳴き声でカラスの気分がわかるということだ。

> カラスが短く繰り返し鳴くときは周囲を警戒している時だという。カラスが人を襲う時は、背後からくるということで、
>こうした鳴き声を聞いた時にはカラスを見ながら離れていくのがよいそうだ。