すなはまで おしよせるなみと しいていくなみ 太陽(あた)の あかりを うけて
きらめく みなも  そのそらを わたりゆくとりと  かたわらの 森(もる)で さえずる ことり

やまん はらっぱで 咲く(そく) そなと きの かおり そらを ながりぇる しろいくも
かたわらで したたりぬ やまみずと こけ

できては たてかわりぬ みやこの コウソウケンティク あたらしくなりぬ ドウロや キョウキャク
カガクが すすみゆくに したがい うまりぇ すたれゆく さまざまなもの

シャカイが セイジュクし すみやすくなり なにでも いやせるやうに なりぬ イリョウ

なにも することが のうなりぬことなぞ 有る(るる)だろうか、
みてるだけ おるだけでも 幸せ(しおもせ)なことも おおいのに。