>1 ああ、もうすぐ起きる、
「東亜大戦開戦時 日本全土同時多発
核攻撃」という、<終わりの未来>を
視ちゃった」、お爺さんがいるな…

竹書房文庫 2018年4月5日 発刊
ー奇聞 祟り食いー 99p 「ミサイルと残像」

ある高齢者男性の体験談。
2017年9月15日の、8月29日に続く、
2度目の、北朝鮮からの、
火星12号移動式中距離ミサイルが
発射され、北太平洋上に着弾した時。

この時に、国民保護法制 Jアラート
サイレン発令時に、テレビから、
「岩手県沿岸に、ミサイルが着弾した」とか、「迎撃ミサイルの数が足りないほど、ミサイルが、日本に向け次々と発射されている」と、放送されたのをみた。

「俺、慌てて、家の近くの高架下に逃げ、姿勢を低く、丸まっていた」
お爺さんはという
町内会会長が、自転車を漕いできて、
「おめさ、なにやってるんだ、
ミサイルは、とっくに、日本本土を通りこし、太平洋上に着弾したぞ!?」と、
いわれた。「んな、馬鹿な!?」とおもったが、その通りだった。

「もう、そうとう、年取った俺の白昼夢かもしれないが、
いまのこの現実は、人が死ぬ前にみる走馬灯みたいなもんじゃないか?
核戦争ってのが起きるまでの、
ロスタイム、ロスライフなんじゃねえか?」