誰も今では見向きしない、もしくは継承者が居らず失われた技術(セル画アニメとかドット絵)を逆張りでやり出す人達が評価を集めるかも知れないね。

市場拡大が期待できないものの、競争淘汰が少ない(ロストテクノロジーとして再評価される頃には、人間劣化により、それそのものを習得する事が困難である為、誰でも手は出せない)。寧ろ特殊技術として保護されそうな。

そもそもの話、ツールが進化しても、人間がそれ以上の速度で劣化しているから、どっちにしろ大した作品は必然的に滅多にお目にかからなくなるし、

ある意味、芸術分野は実質昔みたいな一部の一流人の専門特権に似たモノへと回帰して行くとも言えなくもない。

少なくとも今みたいなネット上の個人製作系はほぼ消える。
それを境に、数年以内、
2020年代後半から、デジタルデバイス症候群という名称で、アルコール依存症並みにメジャーな社会病として、ここで語らてるいる様な事の幾つかは社会常識となるかも知れない。

最も、幾ら先を読んでも、日々の悪環境での劣化現象に追従してしまったら意味がないけれど。


これ書いてる自分も、最近漢字が書けない、ある種の失字症(頑張れば書けるがスッとは書けない。でもこのまま放置したら、いずれにせよ、本当に書けなくなりそうな)兆候が見られるので、少学校の漢字ドリルから高校レベルまでを自己再教育でもしようかなと思ってる。

世間でも無意識レベルで、同じ様な危機感を感じとっているのか、
自己向上→自己啓発→自己開発
みたいな流れを見かける様になった。
でも、プッシュされてる事が1段階ずつ下がってるのは間違いないから、数年以内にトレンドなる言葉は自己教育(自己再教育)だと預言しておく。

2062氏は、自分達と比べて2010年代の人達を我慢強く、大和魂があるなんて言ってたけど、あれは褒められている訳じゃない、自分達の人間劣化具合と相対的に見てというニュアンス。

ある意味、努力(鍛錬)が報われやすくなる社会が到来するとも言える。
周りが勝手にレベル落ちしていくから、相対性強くてニューゲームみたいな。

でもそれは本当の進歩じゃない。

進歩っていうのは今まで出来ていた基礎的な事も今まで通り出来ていた上で、更に出来る様になるものだと思う。

個人的にね。