でかけるとき、電気やガスがちゃんと消えているかのチェックを何度も繰り返し、鍵をしめたかどうかのチェックも長い。
間違いなく電気もガスも消えているし、鍵もかけたというのに、どうしても不安なのだ。
いわゆる強迫性障害というやつだが、でも、ちょっと違う気もしている。
鍵をかけている自分と、鍵をかけていない自分が同時に存在しているような気がし、
「自分は鍵をかけている。間違いなく鍵をかけているんだ」と何度も念を押して、
鍵をかけずに出かけてしまうもうひとつの世界を消そうしている感じなんだ。
思えば、2010年頃からだ。
上手く言えないけど、同時にいくつもの世界が存在している感覚に陥っている。
…やっぱり、強迫性障害かもしれないけど。