>>145
お裁き下すのが奉行所で、どう考えてもエタは権力者側の人間です。
遊郭私刑制度の要もエタが重要な役割を担っていました。
もうひとつエタの大事な仕事は非人のお世話と管理、監督。
非人には大きく3パターンの非人があって
1つめは、犯罪によって非人身分におとされたもの世話や社会復帰支援、奴刑の花魁も広義の非人身分で生業の頭がエタで正式な非人身分でないだけす。触ると穢れるのでは客がつかない。
2つめは、病気によって非人身分になった方、寺社を中心にエタが非人と言われた病人の世話、病人の生業を保護して世話をしています。
3つめは、身分関係なく経済的理由から野非人になった方。ある意味、金のなる木。非人番が捕まえて管轄する生業の末端労働者にします。
エタの仕事は非人の世話と管理と社会復帰の機会を与える事。武士からは疎まれた存在。
エタの商売が儲かるものだから末端にいる罪人に対して厳しい御触書を出してますが強制力があったのかは謎です。