小学2,3年生の秋〜冬頃だったと思うんだけど
友達に遊びの誘いを断られまくって、しょうがないから近所の公園で遊んでた
普段もそんなに人はいないし、その時も私の他に人はいなかった
しばらくブランコこいだり木に登ったりして遊んでたら、4,5人のお姉さんグループ(多分高校生くらい?)に話しかけられた
1人で遊んでるって言ったら一緒に遊んでくれて、お菓子も分けてくれた(確かじゃがりことかポッキーとか)
すっごく可愛がってくれるし優しいし同じ女の子だしで、人見知りするタイプの私もすっかり打ち解けて5時を過ぎても(園のど真ん中に時計があった)夢中でお喋りした
そしたらよく覚えてないんだけど、3つ年上の兄(良く言えばクール、悪く言えば無愛想というかむっすりしてる)がいつの間にか来ていて、「帰るぞ」って私の腕を掴んで公園から引っ張り出した
兄とはあんまり交流がなかったし、妹をわざわざ迎えに来る優しいタイプでも無かったので驚いたけど、兄が言うなら帰らなきゃと思って普通に家に帰った
その時お姉さん達がどうしていたかは全く記憶に無い。兄の不機嫌そうな顔だけはなんとなく覚えている

そして月日は立って高校生の頃
実家で遠方から帰省して来た兄(この頃はちょっと仲良くなってた)に、この公園の話をしようとしたら「花子(仮名)」って強めの口調で名前呼ばれて止められた
普段兄は私の名前を縮めて「ハナ」っていう感じで呼んでいて、そうやってちゃんと名前を呼ぶ時は殆どなかった