0174本当にあった怖い名無し
2018/02/11(日) 23:15:36.71ID:Yilrif4D0我慢強くて、末期癌に一言も弱音を吐かない人だった。
その人の葬儀の最中、ずっと一羽、大鷹が屋根に留まっていた。
出棺後、スーッと見送る私らの前を大鷹が低空飛行して、奥にある林へ消えていった。
ホントに鷹になっちゃったのかねぇ、なんて、共通の知人としんみりしていたら
鷹なんか居た?って言う人と、見たって人に意見が割れた。
その場は一瞬変な空気に……。
あれはもしや故人の魂の姿だったのか、はたまた単に、見落とした人が居ただけなのか。
ほんのり怖くて、ほんのり温かい不思議体験。