>>289
道路に突っ伏して泣いている男性の前に居るのは
細身で背が高い眼鏡を掛けたスーツ姿の男性。
折り目正しくしきりにお辞儀されています。
何度も何度もお辞儀しています。
道で突っ伏している男性の横には白装束の修験者の男性。
優しく肩に手を回しています。
その修験者様は、その男性が自力で前を向き、然るべき明るい道に進んで行けるのを
ご存知のように、前の方向を指差しておられます。
「時には順序がある」と仰います。
天使が天空から金色の明るい光を投げかけています
お辛かったと思いますが また 前進して行けるかと