堀川悟郎のエロ漫画「ROBIN」

ヒロインのロビンは少女型のアンドロイド
前の主人には娘のように愛されていたロビンだったが、
主人を失ったのを理由にサディストの金持ちに買われてしまうことになる
(金持ちの主人の絵面と中身は、幽遊白書に出てた悪役の垂金権造をイメージすれば大体あってる)

始まるのは当然どぎついエロ展開
それもロボットなのをいいことに、人間なら死んでしまうような拷問プレイを日々強いられることになる
地獄のような毎日のなかで、ロビンは屋敷で使用人として働く旧型のロボットと出会い友達になる
失敗ばかりで罰を受ける事も多いけれど懸命に頑張る、優しい性格の旧型ロボットに励まさせるロビン
そんな友達と一緒にいる時間は、ロビンにとって唯一の安らぎだった
ある日、ロビンの過酷な日々に胸を痛めた旧型ロボットは、ここから逃げようと言う
「もうすぐ金持ちの主人が客を集めてパーティーを開く。その時に一緒に逃げ出そう」と
パーティーの日、集まった客人たちの前で晒し者にされながら友達が助けに来るのを待つロビン
そのロビンに、主人はスクラップになった友達の残骸を笑いながら見せつけた
変わり果てた友達の姿にすべての希望を失い、ロビンの精神は完全に崩壊する
(一応この時、発狂で機械の体が暴走したのに巻き込まれて主人は死ぬ。大した救いでもないが)

場面は変わって小汚いジャンク屋
ジャンク屋店主「それ壊れてますよ」
ジャンク屋の客「いいんだよダッチ用だから」
棚の上で友達の名前を呟きながら笑っている手足のとれたロビン




なにが後味悪いって、この漫画がいわゆるエロパロ同人誌で
パロディの元ネタが「がんばれロボコン」、友達の旧型ロボットがロボコンだということ