松本麗華
@asaharasanjo
移送されたことはお昼頃に知った。何がなんだがわからなかった。理解ができなかった。
ただ、世界が遠のき、水の中にいるかのような感覚になり、手足が冷たくなった。
今日のような形で執行を知らされる日が来るかもしれない。私たち死刑確定者の家族はそのような状況を生きています

想像してみてほしい。大切な家族が友人が知人が13人も殺されるかもしれない恐怖を

松本麗華
@asaharasanjo
記憶よ、消えろ。父といたころ、死刑囚となってしまったお兄さんたちとの記憶。すべて消えろ。
何度願ったろう。すべてを忘れたら、悲しみもない。
死刑という制度はどういう制度なのか、いまだに私にはわからない。私は何もしていない。
でも、私は大切な人たちの命を奪われる恐怖をずっと味わい続ける。

松本麗華
@asaharasanjo
父たちと離れてもうすぐ23年。もう遠い過去のはずだ。
だから、どこかで思っていた。
仮にその日が来ても、私は案外平気なのではないか。持ちこたえることができるのではないかと。
今日実感した。私にとっては過去のことにまったくなっていない。
父も、そして父以外も私にとっては大切な人たちなのだ。