数年前に読んだ漫画の第一話。続き読んでないし題名も忘れたけど

かつて、謎の怪物によって人類が大量に殺戮されるという大事件が発生
政府は怪物に対抗するために「超能力者」を育成をすることにして、超能力の学園を創設
超能力を持って生まれてきた少年少女たちが孤島の学園に集められて、そこで学園生活を送っていく
というよくある学園物風なイメージで物語は始まる

主人公っぽい雰囲気の少年Aは弱い超能力者でいじめられっ子
ある時、少女Bが学園に転校してくる
AとBは出会って直ぐに仲良しになって、共に過ごすうちに両想いっぽい雰囲気になっていく
第一話の終盤で、二人はロマンチックに海沿いの崖の上から夕日を眺める……
すると、いきなりBが豹変してAを崖から突き落として殺害

ここでネタばらし
かつて人類を殺戮したという「怪物」の正体は実は人間の超能力者だった
政府はその事実を隠蔽して架空の怪物の存在をでっち上げ、「怪物を倒すため」という名目で超能力者たちを孤島に集めて「隔離」することにした

Bの正体は超能力者を敵視する人間の組織から送り込まれた「暗殺者」であり、超能力者ではないが心理戦に長けていて、学園の生徒たちを秘密利に暗殺することを目的としていた
Aが真っ先にBに近付いたのは、Bの能力がAの正体を暴きかねない不都合なものだったからからだった
さらにAは超能力者のことを「怪物」と認識していて嫌悪していた


Bが主人公とみせかけて、彼を殺すAが主人公であり
学園物とみせかけて、学園に紛れ込んだ暗殺者が生徒たちを次々と暗殺していくというサスペンス物だった