初。説明が分かりづらいです。

山岸凉子「夜の馬」

主人公Aは病院で危篤状態の男性。
気が付くと、なぜか井戸のような暗く深い場所をゆっくりと降下していた。
不思議に思いながらも、先ほどまでの苦しさが無くなっているので、心地よいと感じるA。

やがて底に到着した。
なんだか薄暗く嫌な感じのする場所だ。
人影のようなものもちらほらと見える。
Aは軍服を着た見知らぬ男Bに声をかけられた。
「Aくん、君は気の毒だなぁ。医学の発展のためにやったことなのに。君やわたしのようなものがいなくて世の中どうやって進歩するというのかねえ。」
わけが分からず戸惑っていると、バイクに乗った若者Cにも声をかけられる。
「あんたの顔、テレビで見たぞ。人を何人も、いや何百人も殺した〇〇だ。」

失礼な!とAは激怒する。Cは笑いながらバイクで走っていった。

しばらくすると遠くから手押し車のようなものを押す人らしきものがやってきた。車に乗れ 乗れとAの心に語りかける。あまりの不気味さにAは強く拒む。

続く