火口列か、5つの穴 噴火の本白根山2018.1.25 21:17更新

 23日に噴火した草津白根山の本白根山に、火口とみられる五つの穴が並んでいることが25日、分かった。
共同通信社ヘリが噴火の約2時間後に撮影した写真では、一つの穴から白い煙が出ている様子も分かる。
専門家は、火口が直線上に並ぶ「火口列」ではないかとしている。

 早川由紀夫群馬大教授(火山学)は「23日にできた噴火口だ」と指摘。
産業技術総合研究所の及川輝樹主任研究員は「噴火時の映像では帯状に噴出物が出ていた。
これらの穴は、直線に並んだ『火口列』ではないか」と話した。
噴火ではしばしば見られるという。

http://www.sankei.com/photo/story/news/180125/sty1801250020-n1.html