出張で東京の同僚の部屋に泊めて貰った時の話。同僚の部屋の向かいに同僚が片思いする
美女が住んでて、口下手な同僚は一言も声をかけられずにいた。朝、ゴミ出しに行くとその美女
があるゴミ袋を必死に開けてた。俺はどうしたんですか?と声をかけると、彼女は俺にあるゴミ
袋から大量の写真を取り出して見せた。これ全部私を部屋で写した写真なんですけど、全然
覚えがないんです、と鬼気迫った表情で俺に訴えてきた。確かにこれは犯罪の匂いがするなと
俺は考え、このアングルだと最低でも3台の隠しカメラが部屋にあるんじゃないですか?と彼女
に尋ねると、彼女は怖いから俺に着いて来て欲しいと助けを求めたので俺は応じて彼女の部屋
へ足を踏み入れた瞬間、彼女に脇腹を包丁で刺された。え?いきなりだったので何も感じなか
った。でも視界が暗くなり倒れた。起きたら、真夜中の同僚の部屋だった。夢か・・・ あのクラス
の美女ってなんか恐いよなと思って再び寝ると、前回と同じ進行の夢を見て途中、同僚の手柄
にしてやろうと同僚を誘って彼女の部屋へ入った瞬間、なんと同僚に刺された。
翌朝、ゴミ出しを同僚に任せるとその日から向かいの美女と同僚が恋仲になり1年後結婚した。
あれ?あまり不可解じゃなかった・・・
この話を冗談で二人に話したら、彼女は俺に気があったから部屋入れたらヤバかったと言い、
同僚はそれを聞いてもしそうなったら刺してたかもなと笑いながら言われた。