そして休日、ご想像どおり、そんなものはありませんでした。
多分ここに…という場所は見つけましたが、工事中でとても大きな区画で囲いがしてあり、それもずいぶん前から工事中とのことでした。
姉には賭けに負けて(なかったら五百円払う)バカにされて散々でした。
でも同級生はちゃんと覚えていたし、私も覚えているので凄く納得いかない記憶でもあります。
ただその後の知識で、あの小さな猿がピグミーマーモセットという非常に珍しい猿だったことや、大人になってから見た洋画の移動遊園地を見て、これっぽかった、というのはわかりました。
でもそこでそういう催しをしていた事実もないので、結局あれはなんだったんだろう…となってしまうんですが。
不思議と怖くはなく、ただ懐かしいような楽しい記憶として残っています。