あらゆる身体技法のエポック(革新的転換点)は横隔膜の完全稼働。
それぞれの技法を熱心にやることにより身体が進化して
技法の上達とは別に生理的なレベルで一線を超える、それが横隔膜の完全稼働。

上の張氏のゆる気功だっけかは、まさに横隔膜を完全稼働させるための方法。
横隔膜を完全稼働させるとその動きはどうなるかと言うと
横隔膜の正面縦断面を△だとすると通常は頂点だけが上下する。
横隔膜完全稼働だと両底辺角が同時に逆方向に動いて可動領域が拡大する。
通常の生理的な機能が向上するのはもちろんだが
一番画期的な事は鳩尾部分から気が流入して丹田に蓄積、自動的に全身に回ること。
>>529 の上段のレベル+各身体技法の融合、みたいな形になって技法の質が変わる。

あらゆる身体技法に「動きや生理的機能の質的変化」が起きるために時間がかかるのは
技法を通じて迂回しながら横隔膜の完全稼働に向かうから。
だから短期間で効果があると言われる身体技法には必ずこの要諦が入っている。

高藤氏>529の下段の修行をしたなら上段の結果を得たとしても不思議はないが
だとすると初期本のような解説にはならないと思うな。