相貌失認という症状がある
視覚にも記憶力にも問題がないのに、他人の顔を識別出来ない症状です
空間半側無視という症状は、これも視力に問題が無いにも関わらず視界に映る半分を無視してしまう症状
この症状の人にアナログ時計の文字盤を書かせると、アナログ数字を不自然に片側に寄せて書いてしまう
脳は眼で見たままを認識するのではなく、右と左の半分ずつを右目と左目併せて合計で
四つの情報をリアルタイムで合成して認識している

「オーラ」というものは視える人と視えない人がいる
これと近い症状に「共感覚」というものがある
これは、一つの感覚情報に対し他の感覚が反応してしまうもの
例えば、雨の音を聴いた時に「苦い」と味覚を感じたり、灰色を見た時に「ザラザラする」と
触覚を感じたりするのである
他人の「なにか」に視覚としての「色」が反応することを「オーラ」と呼ぶのかもしれない