レイプを経験した男性被害者の暗器使い(Twitter上での名前)さんはそう指摘する。

中学生時代、いじめの延長で性暴力の被害に遭ったという暗器使いさん。
男性器にカッターを突きつけられ「早く射精しないと切り落とすよ」と脅され
女性生徒の前で自慰行為を強要されたこともあるという。「泣きながら死に物狂いで射精したことも何度もあった。
女性の加害者のひとりが『リンチしながらの方が面白い』と提案
殴る蹴るの暴行を受けながら自慰行為をさせられこともあった」。

そして中学1年の夏、上級生からのレイプ被害に遭った。野球部の先輩の男性器を口に含まされ。
首を絞められながら肛門をレイプされた。また、「いじめグループの3年生の主犯格の先輩のひとりに個人的に呼び出され、初めて強姦被害を受けた。被害は先輩が卒業するまで続いた」。

生まれつき重度の障害をもった兄がいた関係で、両親にはほとんど相談に乗ってもらえず
裸にさせられる様子を目撃した学校の先生も見てみぬふりをしたという。

いじめの中で受けた様々な肉体的・精神的暴力の中で「性暴力が一番つらかった」と話す暗器使いさん。
慶應大学の若新雄純特任准教授は「殴ったり物を壊されたりという“目に見える被害“よりも
性的な部分で一瞬でも恥をかかせられたことの方が本人にとって重く、傷が深いこともある。
心は元に戻らないのに、どうしても軽く見られてきた部分があるのではないかと思う」と話す。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00010001-abemav-soci&;p=3