SCP- XXXX - 先住民


Object Class: Euclid

取扱方:
SCP-XXXXを収容することは出来ません。活動を停止しているSCP-XXXXは容易に破壊、焼却することが出来ますが、無意味です。

概要:
SCP-XXXXは毎週土曜日にのみ活発に活動し、またあらゆる場所に出没・消失します。
SCP-XXXXの行動に意図があるのかどうかは分かっていませんが、SCP-XXXXの発言・行動は土曜日の到来を喜び、
また土曜日が去っていくことを残念がっているように見えます。SCP-XXXXは無作為に現れて踊ったり、走り回ったりした後、
土曜日の終了と共に何処かへと姿を消します。中にはその場に留まり、次の土曜日まで活動を休止し、
じっと動かない事もあります。
SCP-XXXXを収容しようという行為は全て失敗に終わっています。また、SCP-XXXXに遭遇した人物は、
土曜日の終了によりその事を意に介さなくなります。活動を停止しているSCP-XXXXを、人々は単に邪魔な障害物として
扱います。

SCP-XXXXが直接的な脅威となった事例は今の所報告されていません。ただし、前述の特性から、SCP-XXXXが
何らかの攻撃性を示した場合でも、その行為を人々が認識できず、対処に遅れが生じる事が懸念されています。