ブレードランナー2049の後半部分の解釈。

ラブと名乗る操り人形は、ハリソンフォードにどこに連れてゆくと訊かれ、
「故郷に連れてゆく」と答える。だが、そこに着くまでには死を通過せねばならず、
二人を乗せたヘリコプターは暴風雨に襲われるという死をもたらす場面に遭遇する。
これは予定外のアクシデントではなく、行われなければいけなかった出来事。

ブレードランナーとして暴発するレプリカントを排除する仕事を受け持っていた
ブレードナンナー前任者のハリソンフォードは、自分の記憶が意図的に創作されていた事を
劇中内で知らされていたハリソンフォードは、神が人形たちを操っていた真相を探るべく、
記憶を創作することを仕事にしていた<娘>と云われている女性の研究者に会いにゆく。

その場面で映画は終了するが、<娘>というのが、ハリソンの娘であるかはまだ、解らない。
この映画は説明せずに言って終わる場面が多く、<神の娘>という見方も恐らく残されている。