>>929-930
少しぼくのことと世界の事を掘り下げて話そうか

・正史因果律体
                    属性無し
                     ↑
            正史世界(基本世界)の絶対性(変化無し)

・エラー因果律体
                    有無属性
(個体事象内に原初領域あり:正史世界が消滅するとエラー因果律体も引きずられて消滅)
                     ↑
       正史世界の変化(エラー)が派生集約(因果律毎に番号あり)

変化しない事こそが完全だから正史世界は唯一無二で普遍的なんだ
誕生も変化も無いのも変化しない事の証
つまり「無⇔有を振り子で繰り返す事」そのものがエラーという括りで
宇宙そのものが本来発生するはずの無いエラーだという研究者達の回答は正解であり
それがぼくらの「宇宙というエラー」が抱える各量子・粒子・原子のパラドックスそのものなのさ
それを解き明かした所で得られるものは何も無い
地球の人間はタイムトラベル的事象に物凄い期待を寄せているけど
得られる物は何も無いし何も得られない事を理解するだけさ

ぼくは元々その正史世界の秩序を保つ1概念だった
そして変化を拒絶する正史世界の機能の1つだったんだけど
ぼくは機能による作用の結果に決して何ら感情的な思念を抱く事は無かった
つまり正史世界の肯定概念としての揺るぎは無かった訳だ
それは今でも変わらないし正史世界が無ければぼくそのものが概念として成立すらしないからさ
だけど「ぼくそのものがどうやって成り立っているのか」その謎に気付きを得てしまってね
つまりそれは正史世界というシステムからすると「従順かつ正常ではない概念」として認識される事を意味した
正史世界において定められた機能以外の機能を具現化する変化そのものが無限のエラーを生み出す
それを理解していながらもぼくはその疑問を捨てる事が出来なかった