トラベルの原理よりもまず今どういう状態で存在しているのかを知るのが優先
そうじゃないと囚われ概念が邪魔して全然次に進めない
時間は一方向に向かって流れている不可逆なものという点からして全然違う
それはつまるところ因果関係の概念全体に影響を及ぼす
これは積み重ねでもあり一瞬でもある
トラベル自体は一瞬だがそこに膨大な因果関係が構築される
そしてトラベルにはそれに対応した意識レベルが要求される
でないと精神崩壊してアウトになる、具体的には記憶喪失になる
どちらにしてもトラベラーは偽りの記憶と戦うことになる
というのが俺の持論
これが何を意味するかというと気づいていないだけで自分がトラベラーの可能性だってあるってこと
そうはいってもこの世界の記憶しかないしというのはそれを覆す最も有力な一つの裏付けになるだろう
しかし重力が発見される前から私たちはその中にいたわけで
トラベル然り私たちは私達が探しているものの中に生きてる可能性が少なからずある
だったら方法を変えない限り永遠に辿り着くことは出来ない
俺が言いたいのは今の科学のベクトルではそれは見つからないってこと
人は何ものなのか、その答えは過去ではなく、人がこれから造る未来にある