大和民族
大和民族は、縄文時代以前から日本列島に住んでいた人々のうち、
弥生時代に大和(奈良盆地の南東部)を本拠地とする人々を中心に
形成されたヤマト王権(大和朝廷)に属する民族の呼称。

Y染色体別世界地図 http://livedoor.blogimg.jp/polio0/imgs/4/6/466bd3f1.jpg
には関西の円グラフがない(朝鮮人とほぼ同じだったからか?)

小浜基次「形質人類学から見た日本の東と西」
『国文学の解釈と鑑賞』二八巻五号

畿内型は西日本の畿内を中心として、瀬戸内海沿岸を経て、朝鮮につらなり、
東北・裏日本型は東日本より裏日本に広がり、西日本では、畿内型の周辺を
とりかこんでいる。西日本の離島には代表的な東日本型形質が残されている。
このような両型の地理的分布によつて、集団の移動を推定すると、はじめに、
東北・裏日本型集団が広く日本全土に先住し、のちに、畿内型集団が朝鮮半
島より渡来し、瀬戸内海沿岸を通つて、畿内に集中し、その一部はさらに、
東進したものであろう。古代の高い文化が、畿内を中心として栄えた史実に
一致することは興味深い(以上、75頁)