>>116
認知論的に言うと、女性と接触する房中術は気を貰うとかは関係なく
女性との性的接触を通じて陰の気を感じ取るため。
陰陽論では男が陽、女が陰の気を持ち、性行為の気のやり取りで
そのコントラストが際立つ。
女性の快感は弛緩性の快感、最後のイクが緊張性かな。
男性の出さない工夫は女性から気を吸い上げるためではなく
女性の気の感覚をよく感じ取るため。
多分その辺が誤解されて気を物理的に取る、となって迷走している
のが巷に伝わる房中術ではないかな。

高藤氏の「仙道房中術」はその辺の誤解を解こうとしている。
男性が独りでやると感覚的に陽の気しか判らないということはあるだろうね。
だからそういう人は女性を通じて「陰」の気を感じ取る。
気を物理的に奪うのが目的ではないから直接触れ合わない方法や
さらには遠隔法まで「仙道房中術」で紹介している。
究極的には、ある仙人の「陰陽は他に求めてはいけない、自分に求めよ」という
言葉を引用して相手さえ必要がない、という所まで持って行っている。
そして次の章で錬金術を引き合いに出し、相反するものを合一させることにより
1つ上の次元からパワーを引き出す陰陽合一法が本当の房中術だとしている。

つまり陽を○陰を△とするならそれをバランスよく認知することにより
1つ上の次元にある円錐と繋がることが出来る、これが本当の房中術のパワーの源。
だから陰陽合一(認知論的)房中術は物理的に気を吸おうとする房中術より
百倍効果があるとカバー裏で煽っている。

さらに言うとこの原理は別に性的なものを使わなくても、基本的な出入息でも
掴むことが゜出来る、そういう人は房中術は必要ない。
出来ない人は前レスで紹介した独り房中術で性的感覚を利用する。
さらにそれでも判らない人が女性から感じ取る。
感じ取れない人達が気を取る、というように解釈した。
本来の房中術はそういう風に発展、あるいは堕ちて?来たんじゃないかなw