0021本当にあった怖い名無し@無断転載は禁止
2017/09/17(日) 23:23:33.81ID:QoMYLBJo0怖い夢を見たのでカキコしてみます。
田んぼの真ん中の一本道を自転車で走っていたんだけど、
気がつくと右手側は高架線だと思う壁、左手側に古ぼけた雑居ビルが続く、
薄暗く細い道になっていた。
前方にスーツ姿の男が地面にうずくまり何かを必死に探している。
男は刑事でここで起こった○人事件の証拠を探していると直感した。
恐る恐る男の隣を通り過ぎ少し離れたところで後ろを振り返る。
男は相変わらず証拠探しに必死でこちらに気づいてはいない。
この場を立ち去ろうと前に向きなをると制服を着た黒髪の少女が立っていた。
少女は何も言わず静かに首に手を回して抱きついてきた。
キスするんじゃないかと思うくらい顔が近づいたところで、
この少女が○人事件の被害者だと直感した。
少女の背後には闇があった。蠢いているとか近づいて来るとかは無く。
ただ、そこに闇があった。
棒立ちでいる自分に抱きついてきた少女は寂しく微笑んだように見えた。
このままではいけないと思ったが霊(?)に対して何も出来ない自分は、
ただひたすらに「南無阿弥陀仏」と繰り返していた。
口の中がからからに乾き声も出ない状態で頭の中で「南無阿弥陀仏」と繰り返していたところで目が覚めた。
目が覚めてからも少しの間「南無阿弥陀仏」といい続けていた。