人が死ぬと無になることが事実であれば、大方の人々が
快楽的に今を生きようとすることは、世間を見渡せばだれでも
気が付くはずです。法を執行する者も賄賂が当たり前になるでしょう。
一度きりしかない人生をいかに安楽に快適に過ごすかだけに
注目し、面倒くさいことや困難からひたすら逃れようとする。
そしてその皺寄せが弱者にのしかかる。